羅刹四鬼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 00:51 UTC 版)
帝国最高の拳法寺・皇拳寺からボリックの護衛のために派遣された、大臣直属の4人の戦闘集団。壮絶な修行に加え、寺の裏山に棲息する危険種レイククラーケンの煮汁を飲んで育ったことにより、自身の肉体を自由自在に操作する能力を持つ。その実力は帝具使いに匹敵するほどであり、過去に5つの帝具を回収した実績を持つ。ボリックの護衛任務でスズカを除き全滅する。『零』にも登場しており、オールベルグ攻略の助っ人としてゴズキに召集されていた。おまけで、メズが他の三人に誰が最強なのか質問し、三人が自分を主張したためそのまま戦いとなり、イバラが勝利している。 イバラ 声 - 日野聡 羅刹四鬼のなかで最強を誇る男。 セリューでも反応出来ないほどの素早い動きができる。強い女が好み。 キョロク郊外の墓地で、アカメと戦っているランと入れ換わる形で交戦する。一時は優位に戦って村雨を手にするも、村雨の禍々しい気配に驚き、手を離した隙にアカメに首を折られる。それでもなお立ち向かうも、最期は身体を切り刻まれて果てる。 スズカ 声 - 松井恵理子 右頬に大きな傷がある女性。 一見クールで常識人そうだが、本性は痛みの快楽を喜ぶドMな性格。より激しい痛みを求めるため、エスデスを襲うことも辞さないと考えている。 監視している際に変装したタツミとマインを発見し、セリューと共に彼らの確認に赴いて正体が発覚してエスデスの報告に向かう。その際、タツミと交戦してこれを圧倒する。しかし、タツミに遺跡の中に誘き出された時に建物ごと破壊され、生き埋めにされるも無事生還する(アニメ版では生き埋めにされた後は登場しない)。 帰還後はワイルドハントに加わり、タツミの情報を大臣とシュラに教える。また、生き埋めという新たなプレイに目覚めさせたタツミに興味を抱き、囚われたタツミをドロテアと共に辱めようとした寸前にエスデスに殴られ顔面から壁に思い切り突っ込んだが、重傷を負いながらも存命している。 その後は帝都に潜む反抗分子の掃討を行い、最終決戦ではエスデスとともに革命軍を迎え撃つ。途中、戦線を離れてサイキュウを暗殺したアカメのもとに現れ、地下道を崩壊させて生き埋めにしようと目論んだ(自身も巻き添えを喰っているが気にしていない)。 終戦後は無事に生還しており、ちゃっかり拾った斬り落されたエスデスの右手を退職金代わりに頂き、姿を消した。作中で敵対した中では無事に生き残った数少ない存在。 シュテン 声 - 乃村健次 筋骨隆々の巨漢。 「現世こそが地獄であり、殺して魂が解放されることが良いこと」と信じている危険思想をもっている。 メズとともに行動し、ラバックを発見し彼を追いかける。そのあと、ラバックが死んだふりをしている最中に、敵密偵チームのパイスを殺そうとした際に、ラバックが起き上がって交戦するが、その隙にパイスに逃げられラバックにも逃走を図られる。 彼を追いかけるも、仕掛けられた「界断糸」に阻まれ、その隙を突かれて槍状のクローステールを胸に刺される。そして、そのまま糸で心臓を切り刻まれて死亡する。 メズ 声 - 鈴木愛奈 褐色肌で無邪気な性格の女性。 他の3人とは異なり、純粋に仕事として殺人を行っている。 シュテンとともに行動し、ラバックを追跡し彼を仕留めたと思ったが、クローステールで防がれてそのまま死んだふりをされる。 シュテンが倒されると、自身の汗を大量に分泌させて糸に付着させ、無力化させる。ラバックを追いつめるも、悪あがきで投げたと思ったナイフに糸が結ばれており、そのまま背後からナイフを刺されて死亡する。 アカメを暗殺者として育て上げたゴズキの実娘で、アカメや暗殺部隊のメンバーとはいわば義兄妹にあたるが、本人曰く「育児放棄されていた」らしく、そのことをスズカやシュテンから心配されていた。
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