第二部西域篇とは? わかりやすく解説

第二部西域篇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 14:20 UTC 版)

西遊妖猿伝」の記事における「第二部西域篇」の解説

羊力大仙(ようりきたいせん) 羊を飼う怪老人祆教徒と敵対しており、玄奘一行利用して伊吾国にアンラ・マンユの力を引き入れ混乱もたらそう画策する斉天大聖について詳しく知っている様子がある。アマルカ頼もしく思う一方で悟空ケンカを売るような向こう見ずな行動には眉をひそめている。 アマルカ 羊力大仙孫娘称し行動を共にしている怪少女動物死体用いてドゥルジ・ナスという一種ゾンビ作り出すカマルトゥブ死なせ主要な原因となった人物であるため、悟空から強く警戒されている。 石千齢 伊吾国のオアシス住んでいたソグド人石万年の兄。強欲な人物であり自ら殺させたキルク族の女性愛人にするなど、非道な人物でもある。羊の化物殺されるが、化け物実在信じないソグド人達はカマルトゥブがやったと断定し、それがその後キルク族の虐殺伊吾粟特城の騒動原因となる。 カマルトゥブ 石千齢殺したとして容疑かけられているキルク族の少年父親石千齢殺され母親石千齢愛人にされていた。実際殺したのかは不明だが、自身仕出かしたことを悔やみ大聖呼び、姉であるイリーシュカ放った魔除けの矢でドゥルジ・ナスの束縛から解かれて逝った。 メーウザーイ 伊吾粟特城のパクラクッチの妻。かつて悟浄恋仲だった。城内潜り込んだドゥルジ・ナスにとりつかれて騒ぎ起こすラーマザーイ メーウザーイの妹。姉のメーウザーイから「妹のせいでパクラクッチ結婚させられた」として恨まれている。ついにはメーウザーイ戦略によって毒飲んでしまうが一命取り留めるパクラクッチ メーウザーイの夫。ドゥルジ・ナスに操られているメーウザーイ殺されそうになるが、沙悟浄により命は守られるアシャイバンダク 伊吾粟特城の祆教神官羊力大仙アマルカ対立している。 ハルワタータク、アムルタータク 伊吾粟特城の祆教神官見習い双子男児通称ハルアム陰謀巻き込まれ成り行きでしばしば悟空行動共にするサソリ女 ウジャムカ後述)に雇われ殺し屋武器である足爪には毒が仕込んでおりアクロバティック体術で戦う。悟空苦戦させるほどの強者だがヴァンダカとの戦闘負傷し、その傷が原因悟空にも片足の爪を飛ばされるヴァンダカ ソグド兵の隊長で、石万年後述)に雇われている。平気で人を殺すという残虐な性格ゆえ、統率指揮実力も高い。孫悟空とは一戦交えていないが、サソリ女との戦いで一撃負傷させるほどの強さを誇る。「火焔山の章」ではトルークシュ兄弟であると判明する悟空とは根本的に馬が合わないようで、お互いに周囲が心配するほど喧嘩腰になる。 石万年 伊吾伊吾城に住むソグド人有力者(薩宝)。ヴァンダカ雇い主であり、石千齢の弟。サソリ女殺されそうになるが、孫悟空登場したおかげで一命取り留める史実では、伊吾国が貞観4年630年になって、唐に内属した時の中心人物だった。 ウジャムカ 伊吾伊吾城に住む鄯善人の有力者石万年とは敵対している。サソリ女利用して石万年暗殺しようとするが失敗しソグド兵の矢により絶命。しかし死の直前利用しよう玄奘を宴に招いていたため、玄奘が、ひいては悟空ソグド人ともめる原因となったバルバナ ウジャムカの手下、ソグド兵の矢により絶命アンパタ ウジャムカの手下、サソリ刺され死亡タクワルチュ 伊吾伊吾城に住むソグド人役人サソリ女殺されるトルークシュ ソグド人漢名では安吐窟。高昌国王につかえている。軍属ではないが、ソグド兵の動員に関して一定の権限を持つ。異民族との交渉長ける好人物カマルトゥブ玄奘達の疑い晴らすのに活躍した一方でソグド人と他の民族諍いに必ず名前が登場する人物でもあり、イリーシュカに命を狙われてしまう。漢名の「安」は、安禄山血縁として設定されている可能性がある。 イリーシュカ キルク族の女性カマルトゥブの姉でイリク婚約者だが、部族同士関係悪化から婚約取り消されている。「遠矢リシュカ」の異名をとる弓術達人であり、尋常でない遠距離からソグド兵や悟空狙撃する。その命中精度極めて高く悟空にして辛うじて躱せるものの他の標的に対して百発百中である。敵の動き先読みする射撃終始悟空圧倒する極めて果断な性格決断したら即実行するタイプ敵方通じた疑惑段階実の叔父射殺している。 鹿力大仙(ろくりきたいせん羊力大仙魔物仲間商売として子供犠牲にして儀式開いている。悟空とは積極的に敵対する気はなかったが、儀式邪魔されたことと悟空挑発で、執拗に悟空付け狙ううになる太古の霊や言霊武器用い悟空追い詰めるイリーシュカ遠矢射殺される

※この「第二部西域篇」の解説は、「西遊妖猿伝」の解説の一部です。
「第二部西域篇」を含む「西遊妖猿伝」の記事については、「西遊妖猿伝」の概要を参照ください。

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