火焔山の章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 14:20 UTC 版)
麹文泰(きくぶんたい) 漢人のオアシス国家高昌国の王。 玉面公主(ぎょくめんこうしゅ) 高昌国の姫で、麹文泰の妹。母親は隋の皇族だが、隋が滅んでしまったため、微妙な立場となっており宮城とは別の屋敷に住まわされている。 牛魔王(ぎゅうまおう) 牛の頭部を模した被り物と鉄棍をもつ偉丈夫だが、登場した時点では言葉を発していない。火焔山の洞窟内で孤児を保護しているようだが詳細は不明。時折頭痛に苦しんでいるような様を見せる。悟空と相対した際には本能的な感覚で互いに戦った。 虎力大仙(こりきたいせん) 見世物小屋の主。玉面公主に挨拶してきたが、悟空からは胡散臭がられている。子供の奴隷を買って芸を仕込んでいるが、一座の芸人たちからは恩義を感じられている。 カシュラート 火焔山に住む孤児たちのリーダー格。目鼻立ちの整った少年で、カレーズを通って村に忍び込むなど頭もよい。 オパチ 高昌国の娼婦。八戒と同レベルに享楽的な性格。奴隷として売られていたが、八戒によって連れ出される。以前いた娼館ではバルザートと名乗っていた悟浄の馴染みだった。なお、悟浄が馴染みだった娼館には更なる騒ぎの種があるらしい。
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