神殺し四家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/25 06:11 UTC 版)
名護屋河 睡蓮(なごやかわ すいれん) 『獄の弓』から登場した鈴蘭の妹。菊が他界後、鈴蘭に名護屋河の業を伝えるため上京したが、鈴蘭が放棄したため本流・名護屋河の当代となる。意外に天然。常に巫女服を着用している。礼儀にも煩い。しかし極度の方向音痴。弓の達人で、常識では考えられないことを平気でやってのける。鈴蘭よりも裏世界のことに詳しいが現代の世情や常識には疎い。顔立ちは鈴蘭と瓜二つなのだが、なぜか彼女のほうが可愛いと言われる。スタイルも妹の彼女の方が優っている。やや真面目すぎるきらいがあり、翔希などは鈴蘭と比べあまり仲が良くない。 弓の腕や潜在能力も相まってその戦闘力は恐ろしいほど高く、名護屋河家最大奥義「炎獄、綿貫き」でアウターであるほむらをも殺している(とは言え、既存の術に縛られず瞬間移動など巨大な力を行使する鈴蘭には及ばない)。 終戦後は翔香のいる宮内庁神霊班に所属し、ほむらを従えている。元々頭がいいのか事務仕事はよく覚える。 名護屋河 すみれ(なごやかわ すみれ) 鈴蘭と睡蓮の母親。一時期当代にもなっている。鈴蘭を捨てた理由としては、鈴蘭に名護屋河の呪われた血を知らずに暮らしてほしかった、厳しい修行をさせたくなかった、というもの。一度は睡蓮までも捨てようとしたが、菊にバレてしまった。 名護屋河 菊(なごやかわ きく) すみれの母で鈴蘭と睡蓮の祖母。名護屋河の先代で『獄の弓』にて亡くなっている。かつては神殺し四家の中でも飛びぬけた強さを誇っていた。終戦後は生き返って長谷部轟希のお茶友達に。 長谷部 翔香(はせべ しょうか) 翔希の姉。表向きは郵便局員で長谷部家の道場の師範代だが、実際は宮内庁神霊班副長に所属し「鬼姫」の異名をもつ。『外の姫』で神剣とも呼ばれる神器「今月今夜」と長谷部家の当代を継いだ。かつて指定一号殲滅任務第〇四三〇八号作戦に貴瀬、沙穂と共に参加していた過去を持つ。並みの魔人など相手にならない実力者だが、自分からは戦いに参加しない。沙穂の剣術の師でもある。また、初戦がみーこであったため全ての魔人がみーこレベルのアウターであると思い込んでいる。『光の徒』ではリリムの手足を普通の刀で断ち、チャンの腕も斬っている(普通の刀であるためにあくまで彼女自身の実力による)。そのことや、主力戦力としてみーこを追い詰めたことからかなりの実力の持ち主であると思われる。 以前は実直で清廉潔白であったが、みーことの戦いの後からか性格が変わった。 翔希に対しては、色々と手を回し、隠していることも多い。自分を人質に取られ翔希が簡単に屈したときには厳しい言葉を浴びせた。 長谷部 轟希(はせべ ごうき) 長谷部家の当代。『外の姫』で神剣「今月今夜」と長谷部家の当代を翔香に譲る。太平洋戦争中は軍に入隊し、刀一振りで各地を転戦した。広島訛が非常に強い。『光の徒』では家に来たテロリストを木刀で半殺しにした。昔の人なので、孫も平気で殴る。また、かなりのスケベオヤジな面もある。 天白 氏鷹(あましろ うじたか) かつての天白家当代。菊や轟希と同世代。戦時中は帝都の守りに就いていた。その腕前は上空1万メートルを飛行するB29の操縦士を弓矢で射ち殺すほど。 木島 キョウジ(きじま キョウジ) 木島連隊のリーダー。父、木島隆次は天白家の人間で、旧姓は「天白キョウジ」。神器「千変万化(サウザンド・アームズ)」を持つ。ショーペンハウアーの依頼で東京国際展示場に立てこもる。貴瀬に買収されるなど裏切りをも厭わない戦争のプロ。『澱の神』では、貴瀬から受け取った金(200億)を元手に傭兵派遣会社を設立して、儲けている。
※この「神殺し四家」の解説は、「お・り・が・み」の解説の一部です。
「神殺し四家」を含む「お・り・が・み」の記事については、「お・り・が・み」の概要を参照ください。
神殺し四家(かみごろしよんけ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/25 06:11 UTC 版)
「お・り・が・み」の記事における「神殺し四家(かみごろしよんけ)」の解説
神、つまりはアウターを殺す程の強い力を持った四つの家。本流・名護屋河、豪剣・長谷部、剛弓・天白、邪流・伊織。
※この「神殺し四家(かみごろしよんけ)」の解説は、「お・り・が・み」の解説の一部です。
「神殺し四家(かみごろしよんけ)」を含む「お・り・が・み」の記事については、「お・り・が・み」の概要を参照ください。
- 神殺し四家のページへのリンク