研究者による人口推計と根拠とは? わかりやすく解説

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研究者による人口推計と根拠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/06 07:38 UTC 版)

近代以前の日本の人口統計」の記事における「研究者による人口推計と根拠」の解説

近代以前日本の人口推定は、西道智や新井白石などの天文学者儒学者国学者始まり明治期以降伊能穎則横山由清、ガーレット・ドロッパーズ、吉田東伍などが試算をしてきた。昭和初期には数学者澤田吾一古文書綿密な考察により奈良時代から平安時代にかけての律令時代推定人口をまとめた。その後本庄栄治郎高橋梵仙関山太郎らの研究があり、最近では先史時代については小山修三律令時代については鎌田元一鎌倉・室町時代については、ウィリアム・ウェイン・ファリス(William Wayne Farris)、江戸時代については速水融鬼頭宏らの研究がある。 これらの推定人口は、戸数、郡郷数、田積数、課丁数(『律書残篇』、『和名類聚抄』、『拾芥抄』、『宋史日本伝』、大田文)、石高(『天正記』当代記記載太閤検地石高)、出挙稲数(弘仁式延喜式正税帳)、あるいは遺跡数などを基にモデル計算されていた。以下最近の研究者による日本推定人口をまとめる。これによると日本の人口1000万人を越えたのは中世後期早くとも15世紀以降考えられる複数研究者による1721年以前日本推定人口西暦社会工学研究所(1974年) McEvedy &Jones (1978年) 鬼頭宏(1996年)Biraben(1993,2005年)Farris(2006,2009年)紀元前6100年 20,100 紀元前3200年 105,500 紀元前2300年 261,300 紀元前1300年 160,300 紀元前900年 75,800 紀元前400年 30,000 100,000 紀元前300年 150,000 紀元前200年 100,000 200,000 紀元元年 300,000 300,000 200年 700,000 594,900 500,000 300年 600,000 400年 1,500,000 1,500,000 500年 2,000,000 600年 3,000,000 4,000,000 700年 5,230,000 5,000,000 725年 4,512,200 730年 5,800,000–6,400,000 750年 5,600,000 800年 4,000,000 5,506,200 6,000,000 900年 5,999,900 6,441,400 7,000,000 950年 7,450,000 4,400,000–5,600,000 1000年 4,500,000 7,000,000 1100年 6,963,700 5,750,000 7,000,000 1150年 6,836,900 7,000,000 5,500,000–6,300,000 1200年 7,500,000 6,000,000 1250年 6,000,000 1280年 5,700,000–6,200,000 1300年 8,180,000 9,750,000 7,000,000 1340年 7,000,000 1400年 8,907,400 12,500,000 8,000,000 1450年 8,500,000 9,600,00010,500,000 1480年 8,000,000 1500年 9,530,000 17,000,000 8,000,000 1550年 10,290,100 1570年 12,000,000 1600年 12,273,000 22,000,000 12,273,000 12,000,000 15,000,00017,000,000 1650年 17,497,900 25,000,000 17,497,900 1700年 28,287,200 29,000,000 28,287,200 28,000,000 1721年 31,277,900 31,278,500 30,496,900 31,300,000 1750年 31,005,900 29,000,000 31,010,800 30,323,900

※この「研究者による人口推計と根拠」の解説は、「近代以前の日本の人口統計」の解説の一部です。
「研究者による人口推計と根拠」を含む「近代以前の日本の人口統計」の記事については、「近代以前の日本の人口統計」の概要を参照ください。

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