矢作製鉄
矢作製鉄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:36 UTC 版)
詳細は「矢作製鉄」を参照 1937年(昭和12年)12月28日、矢作水力や大同電力系の大同電気製鋼所(後の大同製鋼、現・大同特殊鋼)などの出資で矢作製鉄株式会社が設立された。矢作水力の余剰電力により電気製鉄炉を稼動させ、矢作工業の硫酸製造過程で発生する硫酸滓(硫酸焼鉱)を鉄源として活用して銑鉄を製造することを目的とした。資本金500万円、出資比率は矢作水力88.95パーセント・大同電気製鋼所10.0パーセントで、矢作水力・矢作工業社長の福澤駒吉が社長を兼任した。工場を昭和町に置き、1939年(昭和14年)5月に操業を開始した。 矢作水力が大同製鋼に株式を順次譲渡したため、1941年(昭和16年)8月に大同製鋼傘下となった。
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