真珠湾攻撃 - 1942年前半とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 真珠湾攻撃 - 1942年前半の意味・解説 

真珠湾攻撃 - 1942年前半

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 01:42 UTC 版)

フェニックス (軽巡洋艦)」の記事における「真珠湾攻撃 - 1942年前半」の解説

1941年12月7日日本時間12月8日)、フェニックス真珠湾フォード島北東側に、病院船ソレース(英語版) (USS Solace, AH-5) の近く停泊していた。フェニックス見張りは、フォード島上空を飛ぶ不審飛行機日本機を発見する間もなく日本機の攻撃始まりフェニックス作動できる銃砲でこれに反撃した日本側は第二航空戦隊司令官山口多聞少将空母蒼龍九九式艦上爆撃機フェニックス目標「リ」)を攻撃し、250kg爆弾2発が命中して中破したと判定している。だがフェニックス健在であった午前9時40分、軽巡洋艦セントルイス (USS St. Louis, CL-49) が出港し外洋出ていった。午前10時10分、フェニックス港外に出る為に動き出したが、命令によりいったん真珠湾に引き返す午前11時すぎ、ふたたび出港することになり、炎上する戦艦列の傍を通過して湾外にむかったその日午後軽巡2隻(セントルイスフェニックス)は軽巡デトロイト (USS Detroit, CL-8) および数隻の駆逐艦、たまたまハワイ近海訓練中だった重巡洋艦ミネアポリス (USS Minneapolis, CA-36) と共に臨時任務部隊編成し南雲機動部隊索敵出撃した。するとハルゼー提督空母エンタープライズ偵察機SBDドーントレス)がオアフ島南西で「敵艦隊」を発見し、ただちに攻撃隊が発進したフェニックス以下の任務部隊日本艦隊誤認したのであるフォード島むかったエンタープライズF4Fワイルドキャット 6機のうち、4機は味方対空砲火撃墜された。 真珠湾攻撃の後、フェニックス本国行き輸送船団護衛し別の輸送船団護衛して真珠湾戻ってくる任務を約1ヵ月行った任務終了後フェニックスサンフランシスコからメルボルン行き輸送船団護衛する航海途中船団行き先日本軍進撃してくることが想定されジャワ島方面変更となった1942年昭和19年2月中旬フェニックスジャワ島カーチス P-40 戦闘機を緊急輸送する水上機母艦ラングレー (USS Langley, AV-3) とイギリス輸送船シーウィッチ(英語版) (HMS Seawitch) を含むMS-5船団護衛行った船団自体オーストラリアフリーマントル2月22日出港しセイロン島向かっていた。フェニックス2月28日イギリス軽巡洋艦エンタープライズ英語版) (HMS Enterprise, D52) と船団護衛任務交代してラングレーとシーウィッチの護衛にあたる予定となっていた。ところが、日本軍ジャワ島上陸時間の問題となってきたので、ラングレーとシーウィッチは即座に船団から分離して全速力ジャワ島へ向かうよう命令され船団離脱した2月27日ラングレー駆逐艦ホイップル英語版) (USS Whipple,DD- 217) およびエドサル (USS Edsall, DD-219) と共にジャワ島にむけ航行中、チラチャップ(英語版インドネシア語版)沖合一式陸上攻撃機高雄海軍航空隊)の爆撃受けて損傷し随伴艦に雷撃処分された。シーウィッチは低速ゆえラングレーから引き離されており、攻撃免れた攻撃を受けなかったフェニックスしばらくの間日本軍脅威備えてインド洋哨戒し、ムンバイ行き輸送船団護衛従事したセイロン沖海戦)。

※この「真珠湾攻撃 - 1942年前半」の解説は、「フェニックス (軽巡洋艦)」の解説の一部です。
「真珠湾攻撃 - 1942年前半」を含む「フェニックス (軽巡洋艦)」の記事については、「フェニックス (軽巡洋艦)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「真珠湾攻撃 - 1942年前半」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「真珠湾攻撃 - 1942年前半」の関連用語

真珠湾攻撃 - 1942年前半のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



真珠湾攻撃 - 1942年前半のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのフェニックス (軽巡洋艦) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS