登場人物及びキャスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 15:29 UTC 版)
「十二人の死にたい子どもたち」の記事における「登場人物及びキャスト」の解説
番号役名出演者備考1 サトシ 高杉真宙 この集いの主催者でありサイトの管理人。過去に2回開催した集いはすべて中止になった。家族の自殺を経験して以来「死にとりつかれている」。しかし、他の参加者のような自殺願望が必ずしもあるわけではなく、集いの参加者次第では中止になっても構わないと考えている。冷静沈着な性格の持ち主。 2 ケンイチ 渕野右登 空気が読めない性格から、中学時代からひどいいじめを受けるようになり自殺を志し、集いに参加した。 3 ミツエ 古川琴音 大ファンのロックバンド歌手が自殺を図ったことから、自分もその後を追うために集いに参加した。正体を隠していたリョウコ(後述)の参加理由を知り、安楽死の実行に猛反対する。ゴスロリファッションを好む。時々訛りのある話し方をする。喫煙者。 4 リョウコ 橋本環奈 芸名は秋川莉胡(アキカワリコ)で、雑誌の表紙を飾るほどの人気芸能人である。しかし、本来の自分(リョウコ)として死ぬことで大人たちによって造られた自分(リコ)を葬るために、この集いに参加した。物語中盤までマスクと帽子を着用し正体を隠していた。喫煙者。 5 シンジロウ 新田真剣佑 病気を抱えており、自分で意志表示が出来なくなる前に、自分の意志で死にたいとして集いに参加した。両親が警察官であり、本人も大の推理好き。本人曰く「思考が唯一の楽しみ」。 6 メイコ 黒島結菜 経営者である父親の会社の経営が傾き、自らかけた保険金で会社を立て直し、一生自分のことを忘れないでいてほしいという思いでこの集いに参加した。父親を溺愛しており、いわゆるファザコン。 7 アンリ 杉咲花 複雑な家庭環境のもとに生まれ、弟を過去の火事で亡くす。自身も火傷を負い、痕を残す。自らがそうであったように、「生まれてこなければよかった」という子供を増やさないために、母親のような身勝手な大人たちへの抗議としてこの集いに参加した。集いの少しでも早い実行を望んでいる。全身黒ずくめ。 8 タカヒロ 萩原利久 吃音症をはじめとする心身の異常が完治せず、自らの死を選びこの集いに参加した。心身の異常の原因は母親から与えられている薬であると考察され、物語が進むにつれ、解消傾向にある。 9 ノブオ 北村匠海 過去に殺人を犯している。いじめにあっていた過去があり、いじめっ子の主犯格を学校の階段から突き落として殺害。事故として処理され、その事件が明るみに出ることはなかったが、黙ったまま生きていることに葛藤を感じ、この集いに参加した。 10 セイゴ 坂東龍汰 複雑な家庭環境のもとに育ち、母親が自分に生命保険をかけていることを知る。母親に保険金を受け取らせないために、自殺だと保険金がおりない期間内に自殺しようと思ってこの集いに参加した。見た目は不良だが、弱者には優しい一面を見せる。喫煙者。 11 マイ 吉川愛 ヘルペスに感染したことを不治の病にかかったものと受け止めてしまい、そのことが嫌になりこの集いに参加した。難しいことがよくわからない。 12 ユキ 竹内愛紗 兄と自転車に乗っているときに事故にあい、兄が植物状態となってしまった。その自責の念から、この集いに参加した。目立つことが苦手。事故の後遺症から、左手が動かしづらい。 ゼロバン とまん 一番初めに参加者が集う場所に寝かされていた。サトシが命名した。
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