発売の背景
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/07 13:21 UTC 版)
「三國志シリーズ」では『IV』よりパワーアップキットが発売されたが、この背景には『III』において改造データが他社により販売されたことが少なからず関係している(三國志III事件)。「信長の野望シリーズ」では『覇王伝』よりPKが発売されたが、PC98版のみで他機種版は発売されなかった。『覇王伝』の次の作品『天翔記』よりWindows版やその他コンシューマ版でもPKが発売になった。 もう一つの発売理由として、ユーザーからの要望が挙げられる。コーエーにはユーザーから数多く登場人物(歴史シミュレーションに限れば登場武将)に関する意見や、自分が考えた能力数値表や登場させてほしい武将の資料などが送られることもあり、そういった意見に応えるためのツールとしての側面もある。また月刊「LOGiN」誌上で戦国武将と三国志の武将の史実における実績を紹介した上でコーエーゲームの能力数値設定と比較検証するコーナーが人気を呼んだことも影響している。 コーエー作品については、「三國志シリーズ」・「信長の野望シリーズ」でのパワーアップキット発売は半ば恒例となっており、コーエー側はPKでのシステム追加及びゲームバランス調整やバグ修正、ユーザー側も無印発売時には購入せず、PK(さらには初回版発売から一定期間が経過してから発売されることの多いKOEI The Bestやコーエー定番シリーズなどの廉価版)の発売を待っての購入する者の存在と、両者ともPKの発売を前提としている面がある。また、そのため無印での完成度の向上などを要望する意見もコーエー運営のGAMECITY掲示板などにも寄せられている。 一方で一度発売された作品のシステムを再活用することで作品の寿命を伸ばすことができるため、シミュレーションゲームにおいてパワーアップキット、あるいはより一般的に拡張パックが発売されることはコーエー作品に限ったことではない。また有料での拡張パック販売はコーエー以前からも行われていた。にも関わらずパワーアップキット批判が目立つ理由としては、コーエー以外の作品(特に海外メーカーの作品)では拡張パックなしでもエディタが搭載されるケースがあることや、コーエーシミュレーションの特性(詳しくは同項目参照)も関係している。
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発売の背景
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 17:49 UTC 版)
「フロッガー (ゲーム)」の記事における「発売の背景」の解説
本作はもともと"Highway Crossing Frog"(「踏切カエル」)とのタイトルで発売予定だったが、セガの幹部はそれがゲーム性を表していないと感じたため単に「フロッガー」のタイトルで発売された[要出典]。また本作は年代を問わず子供たちには特に人気があり、多数の模倣作が製作されたのみならず、グラフィックを向上させ2人同時プレイも可能にした非公式の続編Ribbitも製作された(ロケテストまでは行われたが、コナミとセガとでの権利問題で販売されず)。 発売前の発表では、フロッグ・ジャンプというタイトルであった。 実際には"Highway Crossing Frog"もそれ以前にオフィスコンピュータ、ワシントン大学の心理学科で製作されたImlac PDS-1上で動作する"Freeway"が基となっている。"Freeway"は同大学で行われた人間の短期記憶に関する研究の見返りとして提供されていたもので、コナミの関係者がそれを目にして商品化したのは明らかである。アタリ版は1981年にコレコの『Mr. Do!』をも開発したプログラマー、エド・イングリッシュ率いる会社により開発された。
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