生徒2年3組 → 3年3組
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「わたしたちの教科書」の記事における「生徒2年3組 → 3年3組」の解説
藍沢 明日香〈13〉 演 - 志田未来(小学生時:小野花梨) 積木珠子の義理の娘。家庭的に恵まれず、児童養護施設「ひなぎくの家」で育つ。朋美とは幼少時からの親友。 半年以上にわたり、クラスメイトから執拗にいじめを受けていた。校舎4階から転落して死亡、「転落事故」として処理される。死後、事件をうけたマスコミの中傷報道により、「悪質な非行少女」にされてしまう。その後は徐々に真実が明かされていく。 仁科 朋美〈14 → 15〉 演 - 谷村美月(小学生時:佐藤未来) 明日香の唯一の親友。 ピアニストを夢見ていたが、指の怪我のため断念した。明日香同様いじめの被害者であると珠子に告白する。証人として利用しようとした珠子が接近するも、一旦は承諾した証言をなぜか拒否する。 第二部では、特にいじめの対象となった描写はない。「加寿子へ謝罪の手紙を書く」という耕平の提案に賛同した数少ない生徒の一人。突如、最後の証人として出廷する。 山田 加寿子〈14 → 15〉 演 - 鈴木かすみ ゴスロリ趣味をもつ眼鏡の少女。 「ポー」という名でサイトを運営している。耕平に好意を抱き年相応の悪戯をする反面、しばしば驚くほど達観した言葉を漏らす。 第二部では、明日香の死後の新たないじめの標的にされ、「カス子」と呼ばれている。変装して裁判を傍聴するが、目の当たりにした耕平の言動に幻滅する。飛び降り自殺しようとするが、自作の詩を渡していた珠子の説得を受け思いとどまり、クラスの実態を語る。珠子の提案で不登校を実行、級友達の謝罪の手紙を渡す耕平にいつもの悪戯をして転校していく。 兼良 陸〈14 → 15〉 演 - 冨浦智嗣 剣道部所属。 尊敬する父・兼良保の女子高生への買春行為に心を痛めている。2年3組(3年3組)のいじめの扇動者。両親に対するストレスの捌け口としていじめを行っている。 第二部では、いじめの容疑者として事情聴取を受ける一方で、加寿子をいじめ続けている。両親の意向で出廷し偽証を行うが、鬱憤が爆発し衝動的に父の買春行為を告発する。そして自業自得とは言え自分が次のいじめの標的となってしまい、自暴自棄となるが珠子に叱咤され、償いの第一歩としてクラスメイトの前で今までの自分の行いを告白、懺悔する。 朋美とともに偶然、父・保の買春行為を目撃する。父への怒りと擁護という相反する感情が、恋愛関係にある朋美への攻撃感情へと転化されていた。 山藤 拓巳〈14 → 15〉 演 - 登野城佑真 2年3組(3年3組)の生徒。 授業を平然と無視したり、面白半分に早紀の過去を暴露するなど、親と同じく自己中心的な言動が目立つ。 上述の陸のような現実からの逃避目的ではなく、単なる快楽目的で問題行為を行っている。 山西 麻衣〈14 → 15〉 演 - 伊藤沙莉 2年3組(3年3組)の生徒。女子でトップの成績を誇る優等生。自傷癖がある。 陸に便乗していじめを楽しみつつも、「自身が主導している訳ではない」という理由から、いじめ行為への当事者意識が希薄であり、まったく罪悪感を抱いていない。明日香や加寿子ら被害者側のみならず、陰では陸らいじめ主導者側をも見下し馬鹿にしていた。 須藤 彩佳〈14 → 15〉 演 - 柳田衣里佳 2年3組(3年3組)の生徒。 麻衣の友人で、同じく率先していじめに加担する。幼少時の体験によるシュークリームへのトラウマがある。 本多 雅樹〈14 → 15〉 演 - 池田晃信 白井 岳志〈14 → 15〉 演 - 城野真之介 徳田 嘉則〈14 → 15〉 演 - 吉田ニコル 2年3組(3年3組)の生徒たち。 積極的にいじめに加担する、陸のとりまき。陸が弱みを見せた途端、すぐさまいじめの標的を陸に切り替える。 井川勝 - 池田仁 榎本宏太 - 五十嵐颯斗 岡崎克幸 - 山田貫太 久保田陽介 - 前田賢 小林祐樹 - 池田純 佐竹慎也 - 川崎康太郎 立花洋平 - 原田光 坪井雅治 - 本庄正季 中野淳一 - 押川大輔 沼田正太郎 - 金子大暉 東川毅 - 飯島耕大 松本健太 - 鵜飼慎吾 渡瀬海斗 - 岡本康太郎 稲葉沙織 - 鈴木瑠華 上野優菜 - 大驛阿須実 木村春美 - 青木琴子 佐藤瑞希 - 服部瞳 清水はるか - 安田望 相馬琴音 - 長澤まゆ 高橋葵 - 長坂美久江 寺田真央 - 赤見香奈 豊浦美咲 - 大屋真子 野部千春 - 山本ひかる 浜野七海 - 井上栞 森田雅代 - 山口李菜 吉井由里 - 坂本涼香
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