演劇との縁とは? わかりやすく解説

演劇との縁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 09:07 UTC 版)

日比麻音子」の記事における「演劇との縁」の解説

横浜雙葉小学校1年時学芸会で「はじめての言葉」という前説任されことがきっかけで演劇興味持ち始めると、実母自身を「はじめての言葉」へ抜擢した恩師勧めで、横浜雙葉学園中等部1年時から高等部2年時まで校内演劇部活動小学校5年時に芸能事務所からのスカウト受けたほか、高等部1年時校外での演技レッスン1年ほど参加するなど、一時舞台俳優本格的に志していた。実母同僚オペラ歌手がいた縁で、5歳の頃には、この歌手勧められ『蝶々夫人』石川県立能楽堂上演されオペラ)でドローレ(蝶々夫人の子)役を演じていたという。もっとも、横浜雙葉学園在校生芸能活動一切禁じているため、在学中は「高等部から大学へ入るまでは(舞台俳優への道に進むことを)我慢する」との姿勢貫きながら、校内演劇部作品演出を主に手掛けていた。横浜雙葉学園演劇部では在校生以外の指導者を招かず、最高学年高等部2年)の部員中等部在学する部員まで自主的に指導する体制運営しているため、週2 - 3ペース活動ながら部員の上下関係が非常に厳しいとされる自身も「在籍中は(野田蜷川演出による作品演劇集団キャラメルボックス舞台公演学生向けの料金でよく鑑賞していた影響で)『演出はこうあるべきだ』と考えるあまり、後輩部員厳しく接していた」とのことで、高等部1年時の2009年に(例年演劇部参加している)全国高等学校総合文化祭地方予選2009年新型インフルエンザ感染拡大影響開かれなかったこともあって、TBSテレビへの入社後臨んだ高校演劇ZINE』向けのインタビュー詳細後述)では「演劇部在籍していた時期は(性格境遇の面で)暗黒時代」と表現している。 上記経緯から、高等部卒業前に演劇本格的に取り組め大学受験青山学院大学への入学直後には、演劇部での活動検討していたほか、小学生時代スカウト受けていた芸能事務所の門を再び叩いた。しかし、「大学演劇部活動するには、(観客のことを気にしなくても自己満足演じていられた)高校演劇時代意識を(観客のことを常に考える)『大人演劇』向けに変えることを覚悟しなければいけない。自分そのような大人演劇』の世界へ呼ばれておらず、演劇サークル入ったとしても演劇部ほど演技真摯に向き合えそうもないので、(『自分演技運営に携われる』という意味での)高校演劇はもう終わった」と実感した末に、「(演劇並行しながら関心向けていた)英語でのスピーチでも舞台でスポットライト浴びられる」との理由ESSへ入ることを決めたという。 TBSテレビ入社してからも、『アトロク』の水曜日入社4年目2019年)の夏に「高校演劇特集」が初め放送されるまでは、演劇への関心前述した経験をあえて公にしなかった。本人曰く「『(自分には入るほどの踏ん切りが付かなかった大人の)演劇活動している方々申し訳ない』との思いひきずっている」ことによるもので、『アトロク』へのレギュラー出演始めた頃には、「(生放送積極的に話せることを)何も持ち合わせていない(と思い込んでいる)自分が、(番組全体テーマである『カルチャー』への関わりが深い宇多丸ゲストと同じ)スタジオ居ていいのだろうか?」と繰り返し自問していたという。「高校演劇特集」の放送始まってからは、「『自分には演劇(を語る資格)があるじゃないか』と思えるようになったとのことで、『高校演劇ZINE』向けのインタビューでは「(青山学院大学への進学後に)アナウンススクールへ一切通わないまま受けた同局などの)アナウンサー採用試験では、高校演劇身に付けたこと(発声方法ストーリー体現できそうな衣装選び方など)や即興演劇経験大い役立った」とも語っている。

※この「演劇との縁」の解説は、「日比麻音子」の解説の一部です。
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