演劇との関わり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 04:27 UTC 版)
詳細は「幕が上がる」を参照 仕事はあるものの、昔ほど映像制作に熱中できなくなってきたことから映画監督を辞めようかと思い悩むようになる。そんな折に、劇作家・平田オリザの「現代口語演劇理論」を知り、興味を持つ。平田の主宰する劇団「青年団」に刺激を受け、2010年には舞台『演劇入門』の演出を担当するまでになる。そして平田の小説『幕が上がる』に感銘を受け、「自分の作った青春ドラマや映画で一番見たくなる作品にしなくては、という異常な使命感を持ち」、映画化にこぎつけた(2015年2月28日公開)。 本広が主役に選抜したのは、百田夏菜子・玉井詩織・佐々木彩夏・有安杏果・高城れにの「ももいろクローバーZ」の5人。原作の登場人物とキャラクターが重なり、「本当の喜び、悲しみ、大切なことに気づききらめいていくというストーリーに、今、もっとも輝いている少女たちに演じてもらいたい」との想いで起用した。これら5人に加えて、2014年日経トレンディにおいて「今年のヒット人」に選ばれた俳優・ムロツヨシや、同年のベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した黒木華らがキャスティングされた。脚本は、映画『桐島、部活やめるってよ』(2012年)で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した喜安浩平が担当。 第40回報知映画賞(2015年)特別賞受賞(ももいろクローバーZ、本広克行)
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