派生企画「MBSラジオ演芸 ヤングスネーク杯」
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「笑い飯の月曜お楽しみアワー」の記事における「派生企画「MBSラジオ演芸 ヤングスネーク杯」」の解説
「ラジオによる『耳で楽しむ』賞レース」「夢見話の1000万より、目先の5万を取りに行け!」という触れ込みで、『笑い飯の金曜お楽しみアワー』時代の2013年1月6日(日曜日)に、『MBSサンデースペシャル』枠で第1回を放送。その後、『笑い飯の月曜お楽しみアワー』『アキナ・大吉洋平の「週刊ヤングマンデー」』『週刊ヤングフライデー』に引き継がれ、年に1回のペースで開催している。また後継番組内で定期的に「ヤングスネーク杯への道」という選考会が行われている。タイトルの「ヤングスネーク」には、第1回を開催した2013年の干支(巳)に、世間ではほぼ無名の若手芸人が蛇(スネーク)さながらにブレイクのチャンスを虎視眈々と狙う姿を重ね合わせている。 上泉の後輩に当たるアナウンサーで、大学生時代にM-1グランプリへ出場した経験を持つ福島暢啓(毎日放送アナウンサー)が、第1回から司会を担当。第2回(2013年8月19日放送)までは、毎日放送本社(M館)のラジオスタジオ(大阪市北区茶屋町)から放送していた。『海の日ホリデースペシャル MBSラジオ茶屋町夏祭り』内の企画として放送された第3回(2014年7月21日)では、同局本社M館1階「ちゃプラステージ」からの公開生放送へ移行したほか、笑い飯が司会に加わっている。第4回(2015年10月12日)では、福島アナに代わり、豊崎由里絵(当時毎日放送アナウンサー)が司会に加わった他、第1回優勝のアキナも「スペシャルサポーター」として参加している。第5回(2016年12月18日)では、豊崎アナに代わり、藤林温子(毎日放送アナウンサー)が司会に加わった。 優勝賞金は5万円で、出場資格は芸歴5年以内の芸人。第2回までは、笑い飯と同じ吉本興業の所属で、この条件を満たした芸人だけが出場していた。ただし、第3回からは、他の芸能事務所に所属する芸人にも門戸を開いている。また、毎日放送の演芸・バラエティ系番組のスタッフ(新堂裕彦など)や、スポーツニッポン大阪本社の芸能担当記者がネタの審査を担当。ラジオでの放送と連動しているため、出場者には他のコンテストと違って、聴くだけで面白さが伝わる「ラジオ芸」を求めている。 放送では、予選を通過した芸人に、主催者推薦などで予選を免除された芸人を加えた10組が登場。1組につき3分以内(オーバーした場合、減点される)で持ちネタを披露(審査員は直接舞台を見ることは無く、別室で音声のみを聴いてラジオと同じ感覚で審査する)した後に、5名の審査員(第3回からはリスナー・観客がスマートフォンで投票を行い、その結果も加味される)によるジャッジで、決勝に進出できる芸人2組を選ぶ。決勝では、1組につき4分以内で持ちネタを披露。審査員による多数決によって、優勝者と準優勝者を決定する。 過去の優勝者と準優勝者は以下のとおり。毎日放送では2014年度から、自社で主催する演芸関係のコンテストを、当コンテストと「歌ネタ王決定戦」(MBSテレビで2013年度から開催)に集約している。 第1回(2013年1月6日) 優勝:アキナ、準優勝:三浦マイルド三浦マイルドは、決勝で「広島弁講座」というネタを披露。1ヶ月後の2月11日に開催されたR-1ぐらんぷり2013では、このネタで優勝した。 第2回(2013年8月19日) 優勝:守谷日和、準優勝:ヒガシ逢ウサカ 第3回(2014年7月21日) 優勝:吉田たち、準優勝:デルマパンゲ2013年のMBS漫才アワード(MBSテレビで同年度まで開催していた演芸コンテスト)で優勝した吉田たちが、決勝で審査員から満票を獲得した。 第4回(2015年10月12日)優勝:セルライトスパ、準優勝:ジュリエッタ 第5回(2016年12月18日)優勝:マルセイユ、準優勝:ジュリエッタ 第6回(2017年12月17日)優勝:ロングコートダディ、準優勝:ダブルアート 第7回(2019年1月21日)優勝:デルマパンゲ、準優勝:ニッポンの社長 第8回(2020年1月14日)優勝:コウテイ、準優勝:丸亀じゃんご
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