歌唱・演奏した著名人
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「君が代」は現在に至るまで幅広い著名人によって歌唱・演奏されている。かつての日本ではスポーツの開幕などで君が代の演奏や独唱が行われる機会が少なかったが、TUBEの前田亘輝が1993年5月15日にJリーグ開幕戦で披露した頃から定着し始め、著名人による独奏や演奏の機会が増加している。 また、君が代の演奏を音楽媒体等に収録して発売した例として以下が挙げられる。 忌野清志郎 Little Screaming Revue - 1999年のアルバム『冬の十字架』に収録。パンクロック調にアレンジされた。本来はポリドールからのリリース予定であったが、この曲のアレンジに関して忌野とポリドール上層部が衝突。自主レーベルSWIM RECORDSからのリリースとなった。 宇宿允人(指揮)、フロイデフィルハーモニー(演奏) - 2004年8月録音。2007年発売のCD『宇宿允人の世界23』に交響曲第9番ニ短調op.125「合唱付き」とともに収録。ムック本『別冊正論24 再認識「終戦」』付録CDにも収録されている。 サザンオールスターズ - 2000年発売のライブ・ビデオ『シークレットライブ'99 SAS 事件簿 in 歌舞伎町』に収録。 デーモン閣下 - アルバム『うただま』に収録。 東儀秀樹 - 1997年発売のアルバム『幻奏譜』に収録。 八十八ヶ所巡礼 - アルバム『八+八』収録「日本」の冒頭でアレンジして使っている。 平井堅 - 2003年発売のDVD『MTV UNPLUGGED Ken Hirai』に収録。 藤山一郎 - 2000年発売のCD『君が代のすべて』(キングレコード)に収録。 矢野顕子 - 1976年発売のライブアルバム『長月 神無月』に収録。 吉川久子 - 2021年7月18日に自身のYouTubeチャンネルにてフルートで演奏された音源を配信。 信号ラッパ譜『君が代』 (in G) お使いのブラウザーでは、音声再生がサポートされていません。音声ファイルをダウンロードをお試しください。 信号ラッパ譜の『君が代』(旧日本陸軍・海軍 および海上自衛隊 が使用) 君が代行進曲 唱歌版君が代 箏曲・君が代変奏曲(宮城道雄作曲) 信号ラッパ譜・君が代 - 以下の2曲が存在 1885年に制定されて旧日本陸海軍がかつて使用し、現在は海上自衛隊が使用している曲(右の譜例と試聴用サウンドファイル参照) 山口常光作曲で、陸上自衛隊が使用している曲 皇子さま(久保田宵二作詞、佐々木すぐる作曲) - 上皇明仁が生まれた時の奉祝の歌のひとつとして発表された。 『7つの連合国国歌によるパラフレーズ』作品96(アレクサンドル・グラズノフ) - 第1次世界大戦の連合国7か国(ロシア、セルビア、モンテネグロ、フランス、イギリス、ベルギー、日本)の国歌が使用されている。 『日本行進曲』 - ヨーゼフ・シュトラウスが1862年に作曲した行進曲。この曲の第2主題が改訂版の『君が代』(1880年)からの引用ではないかという説があったものの、第2主題は1800年前後に出版された複数の書籍に掲載されていた旋律であることが判明している(日本行進曲 (ヨーゼフ・シュトラウス)#主題の引用元を参照)。 『皇軍万歳』-日本の軍歌、曲の終わりに君が代のメロディが使用されている 『行進曲「日本海海戦」』-軍歌「日本海海戦」の行進曲編曲版。トリオに君が代が使用されている。
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