宇宿允人
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宇宿 允人(うすき まさと、1934年11月8日 - 2011年3月5日[1])は、京都府出身の指揮者、トロンボーン奏者。旧名は山口 治だが、のちに婚家の姓を名乗り、宇宿 允人と改名した[2]。
- ^ a b 宇宿允人氏死去 指揮者 - 47NEWS(よんななニュース) - archive.today(2013年4月30日アーカイブ分)
- ^ 原田三朗『オーケストラの人びと』p.178(筑摩書房、1989年)
- ^ 「宇宿がNHK交響楽団時代、関西に演奏旅行した時に演奏上のアドバイスをした大阪フィルの楽団員が『是非、宇宿を呼んだ方がいい』と朝比奈に推薦したのである」と、大和國男『腐りかけたクラシック音楽界への警鐘 ベートーヴェンの魂が響く 青少年の情操を育む指揮者・宇宿允人の音楽』(カズ出版、1995年)p.84にある。
- ^ 当時、勤労者世帯の実収入の平均は11万2949円だったが、宇宿の大阪フィルでの月俸は税引き6万3000円という低額だったため、定期演奏会の指揮を振るまでの1年間は、東京に残した家族への仕送りも自らの生活費も持ち出しで支えたという。大和國男『腐りかけたクラシック音楽界への警鐘 ベートーヴェンの魂が響く 青少年の情操を育む指揮者・宇宿允人の音楽』(カズ出版、1995年)p.85-86による。
- ^ 『救曲のタクト』p.117-123
- ^ 『腐りかけたクラシック音楽界への警鐘 ベートーヴェンの魂が響く 青少年の情操を育む指揮者・宇宿允人の音楽』p.94
- ^ 『腐りかけたクラシック音楽界への警鐘 ベートーヴェンの魂が響く 青少年の情操を育む指揮者・宇宿允人の音楽』p.96-101
- ^ 『救曲のタクト』p.123-124
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