標準設計への移行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 04:21 UTC 版)
「通勤形車両 (鉄道)」の記事における「標準設計への移行」の解説
通勤・近郊用車両では、2000年頃からの動向としては、JR東日本の車両または車両メーカーの標準設計を基にした車両を導入するケースが増えている。大都市周辺の主要鉄道事業者での基となる設計を大きく分けると次のようになり、代表例を示す。 JR東日本E231系やE233系の設計を基にした事業者相模鉄道(10000系・11000系) 東京急行電鉄(5000系 (2代)・6000系 (2代)・7000系 (2代)) 東京都交通局(10-300形・10-300R形) 小田急電鉄(4000形) JR東海313系の設計を基にした事業者愛知環状鉄道(2000系) 名古屋臨海高速鉄道(1000形) 車両メーカーの標準設計を基にした事業者日立製作所の「A-train」北海道旅客鉄道(JR北海道)(735系) 東武鉄道(50000系・50050系・50070系・50090系・60000系) 西武鉄道(20000系・30000系) 阪急電鉄(9000系・9300系・1000系・1300系) 東京地下鉄(05系13次車・10000系・15000系・16000系3・4次車) 相模鉄道(20000系) 首都圏新都市鉄道(TX-1000系・TX-2000系・TX-3000系) 名古屋市交通局(N3000形第1編成) 福岡市交通局(3000系) 九州旅客鉄道(JR九州)(305系) 川崎重工業の「efACE」北海道旅客鉄道(JR北海道)(733系) 京阪電気鉄道(13000系) 東京地下鉄(16000系1・2・5次車) 山陽電気鉄道(6000系) 西日本旅客鉄道(JR西日本)(323系) 大阪市高速電気軌道(30000系) 西武鉄道(40000系) 日本車輌製造のいわゆる『ブロック工法』などと呼ばれているもの京王電鉄(9000系) 京成グループ(京成電鉄3000形、新京成電鉄N800形、北総鉄道7500形・千葉ニュータウン鉄道9200形) 横浜市交通局(3000形3次車以降) 小田急電鉄(3000形) 名古屋鉄道(300系・3300系(3代)・3150系・9500系・9100系・5000系(2代)・4000系) 名古屋市交通局(N1000形・6050形及びN3000形第2編成以降) 東海旅客鉄道(JR東海)(315系) 東急車輛製造→総合車両製作所の標準設計(「sustina」を含む)を一部基にした事業者京浜急行電鉄(1000形(2代)6次車以降) 南海電気鉄道(8000系(2代)) 小田急3000形電車(2次車以降) 静岡鉄道A3000形 東京都交通局5500形 209系も例外があるものの広義の東急車輛製造の標準設計と云える。 相鉄10000系 西武20000系 近鉄シリーズ21 阪神1000系 京王9000系 南海8000系 (2代) 阪急1000系 山陽6000系
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