桑原征平の粋甘食堂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 12:34 UTC 版)
「桑原征平粋も甘いも」の記事における「桑原征平の粋甘食堂」の解説
2011年には、サークルKサンクス側から桑原への提案を基に、丼物メニューの開発を計画。同年5月中旬の発売を目標に、生鯖や(丼物の定番である)豚肉・鶏肉を食べられない桑原の嗜好を踏まえながら、リスナーから丼のレシピや具材のアイデアを募集した。4月7日(木曜日)の放送では、そのアイデアを踏まえて試作した2種類の丼(海老天とじ丼・牛しぐれ丼)について、大阪ビジネスパーク内にある同社の1店舗限定で有料のサンプリングを実施。前述のサンプリングで購入者からの反応が良かった海老天とじ丼に、架空の食堂である「粋甘食堂」というブランド名を冠したうえで、「桑原征平の粋甘食堂 店主のこだわり 海老天とじ丼」として発売することを決めた。桑原曰く「大衆食堂のイメージで作った」という丼で、1個498円(定価・税込)。関西地区(和歌山県では和歌山・橋本・岩出・紀の川の各市内のみ、兵庫県では店舗のない淡路島内を除く)と徳島・香川・岡山県内の店舗で、2011年5月10日(火曜日)から23日(月曜日)までの2週間発売。牛しぐれ丼についても、同月17日(火曜日)から23日までの1週間限定で、「桑原征平の粋甘食堂 わがまま牛しぐれ丼」として上記エリアの店舗にて1個498円(定価・税込)で併売した。なお、発売期間中の総売上個数は17万6,981個で、「思い出の弁当」シリーズを大きく上回った。 2012年には、5月8日(火曜日)から21日(月曜日)まで、「粋甘食堂」ブランドによる商品の第2弾「イケイケどん丼 炭火牛焼肉丼」(1個500円)を2011年と同じエリアで発売。同時に、初めての麺メニューとして、「嗚呼、幸せ ぶっかけうどん」を販売した。この第2弾では、桑原・永田・小川が参加する日帰り温泉旅行への招待に加えて、桑原のイラスト入りカトラリーセットのプレゼントを実施。発売期間中の総売上個数は、18万1,179個に達した。 2013年には、「粋甘食堂」ブランド商品の第3弾として、桑原の69歳の誕生日に当たる5月14日(火曜日)から同月27日(月曜日)まで「わが青春のお好みビフテキ重」(1個498円)と「人生しみじみ練り天うどん」(1個398円)を発売。売上総数の目標を過去最多の20万食に設定したうえで、販売地域を和歌山県・三重県全域のサークルKサンクス店舗にも拡大したが、累計売上個数は16万5,727個にとどまった。ちなみに桑原は、この結果を受けて、唐揚げであれば鶏肉を食べられることを告白。2014年に「粋甘食堂」の販売を継続する場合には、鶏肉の唐揚げを入れたメニューで、捲土重来を期すことを宣言した。 2014年には、前年の宣言を基に、桑原のアイデアだけでメニューを開発。5月13日(火曜日)から同月26日(月曜日)まで、「人生あげあげ 鶏から揚弁当」(1個520円)と「マジ美味(うま)! 感動冷麺」(1個435円)の2種類を、前述の関西地区と三重・岡山・徳島・香川各県の一部地域にあるサークルKサンクス店舗で発売。その結果、累計売上個数はシリーズ史上最高の22万504個に達した。 「粋甘食堂」5周年に当たる2015年には、5月14日(木曜日)から同月27日(水曜日)まで、「嗚呼(ああ)! 征平のこだわり鶏からあげ弁当」(1個550円)と「絶美味(ぜつうま)! ゆず塩スープのデカカマ冷麺」(1個445円)の2種類を発売。累計販売個数は、18万535個であった。 2016年には、「粋甘9年目の春」と銘打って、「だし巻きとビーフミルフィーユカツ弁当」(1個550円)、「いなせなごまだれ冷し中華」(1個498円)、シリーズ初のスイーツである「征平の彩りよくばり大福」(4個1セット298円)を5月10日(火曜日)から23日(月曜日)まで発売。前述したエリアに加えて、広島県内の一部店舗でも発売したところ、シリーズ歴代2位(合計18万7,406個)の売上を記録した。 なお、サークルKサンクスを運営していたユニーグループ・ホールディングスは、2016年9月1日付でファミリーマートへ吸収合併。ユニーがサークルKサンクス名義で運営してきた店舗の閉店や、ファミリーマートへの屋号変更を順次進める方針を打ち出しているため、サークルKサンクスにおけるシリーズ企画は同年限りで終了した。
※この「桑原征平の粋甘食堂」の解説は、「桑原征平粋も甘いも」の解説の一部です。
「桑原征平の粋甘食堂」を含む「桑原征平粋も甘いも」の記事については、「桑原征平粋も甘いも」の概要を参照ください。
- 桑原征平の粋甘食堂のページへのリンク