有機ELモデル一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 23:36 UTC 版)
2020年5月に発売された有機ELモデルは、2021年発売モデルで愛称を「4K有機EL」から「AQUOS OLED」へ改められ、「AQUOS」ブランドとして位置づけられることとなった。 S1系 4Kダブルチューナー搭載4K UHD有機EL・ハイグレードモデル。 DS1ラインは有機ELパネルは独自設計・チューニングにより輝度性能に優れた発光素材と有機ELの発光に伴う発熱を抑えて高効率な発光と輝度アップを可能にする高輝度「S-Brightパネル」を採用するとともに、「スマートアクティブコントラスト」によって処理した映像をベースに発光量を画素ごとに緻密に制御し、パネルに合わせて最適制御する「Sparkling Drive Plus」を搭載。4K画像処理エンジンには液晶のDN1/DN2ライン、DL1ライン、DJ1ラインと同じ「Medalist S2」を搭載。音質面では、「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」を有機ELテレビ向けに進化し、下部のミッドレンジスピーカー付近に前向きに配置されたネオジウムマグネットのツィーターを、本体背面にサブウーハーをそれぞれ追加し、総合出力65W・2.1ch 7スピーカーの高音質仕様とした。液晶DW1ライン・DN1ライン同様に、リモコン操作に加え、リモコンを使わずにテレビに向かって話すだけで音声操作が可能な「ハンズフリー音声操作」に対応。リモコンは液晶のDW1ライン・DN1/DN2ライン・DL1ライン・DJ1ラインと同じく上部にNETFLIX・Prime Video・U-NEXT・hulu・ABEMA・Paravi・YouTubeの7つの「アプリダイレクト」ボタンを、下部に録画関連機能ボタンをそれぞれ配した。 ES1ラインは「S-Brightパネル」が改良され、有機EL素子を最新化し、放熱構造を「クールダウンシールド」に変更した第2世代となり、制御技術「Sparkling Drive Plus」が「AQUOS XLED」で採用された輝き再現性を高める技術を応用した「Sparkling Drive EX」へ進化し、画像処理エンジンは液晶のEU1ライン、EN1/EN2ライン、EL1ラインと同じ「Medalist S3」を搭載。音質面では、画面上部に前面に20度傾斜されたハイトスピーカー(ハイトミッドレンジとハイトツイーター)を追加して11スピーカーに強化した「AROUND SPEAKER SYSTEM PLUS」となり、立体音響フォーマット「Dolby Atmos」に対応。ネットサービスではGoogle TVに対応し、リモコンの「アプリダイレクトボタン」には「アプリ」ボタンに替わって「Disney+」を追加して8つに拡充された。ビデオ通話アプリ「Google Duo」に対応し、ミラー/カメラアプリ「リビングカメラ」や「リラックスビュー」が搭載され、HDMI入力端子は4K120Hz入力とVRR/ALLM/eARCに対応し、Wi-Fi 6にも対応した。さらに、回転式スタンドは液晶のEU1ラインと同じ形状に変更され、「回転ロック機能」と「ケーブルマネジメント機構」が採用された。 ES1ライン- 4K UHD[3840×2160画素]・11スピーカー(ハイト+アンダー)・4Kダブル/デジタルトリプルチューナー・Google TV/COCORO VISION・DLNAプレーヤー(ホームネットワーク)機能4T-C65ES1/C55ES1(倍速駆動パネル) DS1ライン - 4K UHD[3840×2160画素]・アンダースピーカー・4Kダブル/デジタルトリプルチューナー・Android TV/COCORO VISION・DLNAプレーヤー(ホームネットワーク)機能4T-C65DS1/C55DS1(倍速駆動パネル) Q1/Q2系 4Kダブルチューナー搭載4K UHD有機EL・スタンダードモデル。「4K有機EL」の愛称で発売されていたCQ1ラインの後継となる。 4K画像処理エンジンがDS1ラインと同じ「Medalist S2」となり、アップコンバート機能が「4K 超解像アップコンバート」へ改良。「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」はCQ1ラインに搭載されていたサブウーハーを省いたことで、総合出力50W・2ch 6スピーカーにスペックダウンされた。リモコンはDS1ラインと同型となり、CQ1ラインでは中央にYouTube、下部にNETFLIXとPrime Videoが配置されていた「アプリダイレクト」ボタンが上部に移動して1ヶ所に集約され、新たにU-NEXT・hulu・ABEMA・Paraviを加えた7つに拡充。CQ1ラインでは中央に配置されていた録画番組操作のボタン類を下部に移動し、スリム化・軽量化された。サイズバリエーションはCQ1に設定されていた48V型が無くなり、2サイズとなった。 DQ2ラインは有機ELパネルを照明や外光による映り込みを低減する「低映り込み有機ELパネル」へ改良された。 EQ1/EQ2ラインは4K画像処理エンジンがES1ラインと同じ「Medalist S3」となり、音質面では「Dolby Atmos」に対応。ネットサービスではES1ライン同様にGoogle TVに対応し、リモコンの「アプリダイレクトボタン」には「アプリ」ボタンに替わって「Disney+」を追加して8つに拡充した。そのほか、ES1ライン同様に「リラックスビュー」が搭載され、HDMI入力端子は最新規格の4K/120Hz入力とVRR/ALLM/eARCに対応。Wi-Fi 6にも対応した。サイズバリエーションはEQ1ラインにシャープ製有機ELテレビで最大サイズとなる77V型(回転式スタンド非搭載)を、ハンズフリー音声操作非搭載となるEQ2ラインはCQ1ライン以来の設定となる48V型に加え、シャープ製有機ELテレビで最小サイズとなる42V型(「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」が総合出力40W・4スピーカー仕様となり、壁寄せスタンドの使用が不可となる)を追加し、全5サイズに拡充された。 EQ1ライン- 4K UHD[3840×2160画素]・アンダースピーカー・4Kダブル/デジタルトリプルチューナー・Google TV/COCORO VISION・DLNAプレーヤー(ホームネットワーク)機能4T-C77EQ1/C65EQ2/C55EQ2(倍速駆動パネル) EQ2ライン- 4K UHD[3840×2160画素]・アンダースピーカー・4Kダブル/デジタルトリプルチューナー・Google TV/COCORO VISION・DLNAプレーヤー(ホームネットワーク)機能4T-C48EQ2/C42EQ2(倍速駆動パネル) DQ2ライン - 4K UHD[3840×2160画素]・アンダースピーカー・4Kダブル/デジタルトリプルチューナー・Android TV/COCORO VISION・DLNAプレーヤー(ホームネットワーク)機能4T-C65DQ2/C55DQ2(倍速駆動パネル) DQ1ライン - 4K UHD[3840×2160画素]・アンダースピーカー・4Kダブル/デジタルトリプルチューナー・Android TV/COCORO VISION・DLNAプレーヤー(ホームネットワーク)機能4T-C65DQ1/C55DQ1(倍速駆動パネル)
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