時代別・所在地別件数
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「国宝彫刻の一覧」の記事における「時代別・所在地別件数」の解説
国宝彫刻の素材の多くは木材だが、他の素材としては銅(青銅)が11件、乾漆造が17件(脱活乾漆11、木心乾漆6)、粘土(塑造)が7件、そして『臼杵磨崖仏』のみが石造となっている。木像の素材としては檜、榧、楠が多く使われている。木像は彩色されるか、金箔を漆で貼ることもあった。国宝彫刻のうち、最小のものは高さが約10センチで、大きなものでは奈良県奈良市東大寺金堂の『銅造盧舎那仏坐像』が約13メートル、神奈川県鎌倉市高徳院の『銅造阿弥陀如来坐像』が約15メートルとなっている。国宝彫刻の所蔵場所のほとんどは寺院か寺院付属の博物館施設だが、神社や博物館が所蔵している作品もある。 国宝彫刻128件のうち、都道府県別所在地は奈良県の71件が最多で、次いで京都府の37件となっている。施設別の所蔵数としては奈良県の法隆寺、興福寺がそれぞれ17件で最も多い。 所在都道府県所在市町村国宝件数岩手県 平泉町 1 福島県 湯川村 1 東京都 港区 1 神奈川県 鎌倉市 1 静岡県 伊豆の国市 1 滋賀県 大津市 3 長浜市 1 京都府 木津川市 3 京田辺市 1 京都市 30 宇治市 3 大阪府 藤井寺市 2 交野市 1 河内長野市 1 兵庫県 小野市 1 奈良県 明日香村 1 斑鳩町 18 奈良市 45 桜井市 2 宇陀市 3 葛城市 1 吉野町 1 和歌山県 日高川町 1 高野町 2 九度山町 1 新宮市 1 大分県 臼杵市 1 時代区分国宝件数飛鳥時代 13 唐 3 奈良時代 26 平安時代 61 北宋 1 鎌倉時代 25 ^ a b この一覧では『臼杵磨崖仏』は平安後期、鎌倉初期の両方にカウントされている
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時代別・所在地別件数
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「国宝絵画の一覧」の記事における「時代別・所在地別件数」の解説
国宝絵画は159件が指定されている(2012年9月指定分まで)。これら国宝絵画の所蔵先は、博物館、美術館、寺院、神社、個人、大学などで、なかでも東京国立博物館、京都国立博物館に多くの作品が所蔵されている。都道府県別では、京都府に53件、東京都に46件、奈良県に17件の国宝絵画が存在し、施設別の所蔵数としては東京国立博物館(25件)が最多となっている。 所在地国宝数岩手県 1 山形県 1 東京都 46 神奈川県 6 山梨県 2 岐阜県 1 静岡県 1 愛知県 2 滋賀県 4 京都府 53 大阪府 6 兵庫県 2 奈良県 17 和歌山県 9 鳥取県 1 岡山県 2 広島県 2 山口県 1 福岡県 1 時代区分国宝数唐 1 奈良時代 5 平安時代 52 北宋 3 南宋 17 鎌倉時代 41 南北朝時代 3 元 6 室町時代 14 安土桃山時代 6 江戸時代 15 ^ a b c d e f 独立行政法人国立文化財機構(東京都)、財団法人徳川黎明会(東京都)、財団法人石橋財団(東京都)、近畿日本鉄道株式会社(大阪府)所有の物件については、法人所在地ではなく実際の所蔵先(博物館・美術館)の都府県の件数に計上している。 ^ a b c 複数の時代区分にまたがって分類されているものもある。『絹本著色真言七祖像』、『紙本墨画五部心観』は唐と平安時代、『紙本墨画鳥獣人物戯画』、『絹本著色阿弥陀聖衆来迎図』は平安時代と鎌倉時代に、それぞれ含まれている。
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