日本国政府・自衛隊関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 09:25 UTC 版)
「フルメタル・パニック!アナザー」の記事における「日本国政府・自衛隊関係者」の解説
下村 悟(しもむら さとる) 陸上自衛隊一等陸佐。 かつてはAS部隊の指揮官だったが、十数年前のASテロ事件時に右足に重傷を負い、ASオペレーターとしての道を閉ざされた。その時に二人の部下を失ったことで、日本を守れるような強力な国産ASを造る事を誓う。市ノ瀬家ならびに達哉を巻き込んでしまったことを負い目に感じており、達哉を自衛隊に誘うなど、何かと気にかけている。 「13年前の調布での事件」で自衛隊が鹵獲した残骸の担当者であった。 霧ヶ谷 大樹(きりがや だいき) 衆議院議員。防衛・外交問題に強く、当選3期目ながら地元からの厚い支持と、卓越した交渉力・調整力を併せ持ち、与党内で若手論客として活躍している。 純国産第3世代AS「AS-1」の配備が取り止めとなったことを惜しみ、自衛隊の下村一佐の協力を得てD.O.M.S.に機体を引き渡し、実戦を経ずして性能試験を行わせる計画を立てる。 D.O.M.S.の乗っ取りにより、極秘計画であるAS-1の試験計画を打ち切ったが、「日本に移送する途中に輸送機が墜落しAS-1と溝呂木が喪われる」というD.O.M.S.の作為を感じさせる行動に不信を持ち内情を調査し、ジオトロン社CEOモーガンの関与を突き止めて、D.O.M.S.を離反したメンバーに奪還計画を依頼した。その後、政権交代により開発計画を取り巻く状況が一変。以降は溝呂木を通し、新生D.O.M.S.にAS-1の改造パーツや3号機・4号機を届けるなどの援助を行い、得られた貴重な戦闘データはAS-1の量産型開発に大きく貢献しているため非常に満足していた。しかし、ガルナスタンでの戦争とそれに新生D.O.M.S.が参加してしまったため状況が一変。これ以上日本製のAS-1がD.O.M.S.の元にあるのは国際政治的に不味い事態になる事を懸念し、そろそろ潮時だと判断して支援を打ち切る事を考えるようになる。 溝呂木 克郎(みぞろぎ かつろう) 恵比寿重工のASエンジニア。若い頃はMITやプリンストン大学等を渡り歩き、数々の博士号を取得している。 AS-1の開発主任として技研に出向しており、運用データ取得のためD.O.M.S.に同行する。優れた技術者ではあるものの、指輪やピアスで飾り立てたアウトローじみた出で立ちで、物事を「『ロッケンロール』であるかそうでないか」で判断する変人。そんな思考回路なためか、ゴスパンクなファッションを「魂の反逆」と称して好むクララとは「ロックな奴」としてウマが合う。反面、生真面目で几帳面なベルトランとは相性が悪く「ロッキンポ野郎」などと罵倒している。 D.O.M.S.の組織改編によりAS-1の試験計画が打ち切られ、日本に帰国する途上でユーコン研究所に軟禁される。研究員として破格の待遇で迎えられるが、彼らの体制をよしとせずにアデリーナ達の奪還作戦に力を貸し、AS-1と共に脱出に成功した。 「13年前の調布での事件」と深く関わりがあり、自衛隊が鹵獲した残骸の解析を行い、「TAROS」を作り上げ、AS-1に組み込んだ。 ジオトロン社に誘拐された際に、<ケントゥリア>へ達哉のデータを移植する事に手を貸してしまい、達哉に対し罪悪感を感じている。
※この「日本国政府・自衛隊関係者」の解説は、「フルメタル・パニック!アナザー」の解説の一部です。
「日本国政府・自衛隊関係者」を含む「フルメタル・パニック!アナザー」の記事については、「フルメタル・パニック!アナザー」の概要を参照ください。
- 日本国政府・自衛隊関係者のページへのリンク