新津鉄道資料館活性化計画とは? わかりやすく解説

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新津鉄道資料館活性化計画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 05:42 UTC 版)

新潟市新津鉄道資料館」の記事における「新津鉄道資料館活性化計画」の解説

しかし鉄道関連展示施設ありながら最寄り新津駅などが所在する新津地区中心部からは直線で約2 km徒歩20分強とやや離れており、新津駅からの路線バス運行本数少ないなど、公共交通によるアクセス良好とはいえない立地条件下にあるのに加え当時展示内容鉄道関連機器に関するものが中心で、鉄道文化に関する展示乏しく、また移転以降長らく静態保存車両保有していないなど、より充実した展示内容への転換が必要とされていた。こうした事情から2011年平成23年)夏、新津地区経済界中心に鉄道資料館新津駅近隣への移転求め動き起こったまた、施設運営する新潟市同年から鉄道資料館あり方について検討作業着手し、翌2012年平成24年)夏に「新津鉄道資料館活性化検討委員会」を発足させ、「交流人口拡大地域活性化」「鉄道文化発信拠点」「人づくり地域連携による事業の展開」の3つのミッション制定し現状分析踏まえて新潟新津鉄道との関わり」など、より地域性が高く且つ親しみやすい展示内容への転換や、新津駅周辺サテライト施設設けるなどの施策について検討進められた。 そして施設活性化策一環として新潟県に深い関わりを持つ鉄道車両実車2両の展示盛り込まれ東北新幹線上越新幹線1982年昭和57年)に開業して以来運行続け2013年平成25年春に運行終了した新幹線200系電車搬入計画された。新潟市運行終了後に東区寺山新潟新幹線車両センター留置されていたオリジナル塗色のK47編成先頭車両東京1号車:221-1510)をJR東日本から譲り受け5月26日昼から搬出開始し同日深夜から5月27日朝にかけて資料館輸送搬入された。さらに現役時代長らく新津機関区現在の新津運輸区前身)に配属され退役後は中央区女池南鳥屋野交通公園保存されていたC57形蒸気機関車19号機の車体を予め3分割した上で6月18日から6月19日未明にかけて輸送搬入し200系電車並列して屋外展示スペース保存され6月22日から2日開催され特別公開イベント一般公開実施しその後上屋新設等のため2両の公開を一旦休止した。 さらに、館内全面改修及び展示内容見直しなどのため9月1日から一時全面閉館して工事実施し2014年平成26年4月19日プレオープン以って本館1階常設展示室屋外展示スペース限り公開再開し所蔵資料のうち約1,000点が公開された。そして同年7月19日グランドオープン以って本館2階新設され企画展示室と、休憩スペース兼ねパノラマ展示室の公開、さらに講演講習会企画展示などに活用できる多目的スペース供用開始し全館営業再開した。この全面改修際し鉄道資料館所在する資料棟の壁面200系電車模したカラーリングとなった。 また新津駅周辺サテライト施設として2013年平成25年6月8日、同駅東口傍に「新津駅中サテライト」が開設された。資料館所蔵品一部展示するのをはじめ、レンタサイクル貸し出しアクセス方法案内などで資料館本館への来館誘導を図る他、秋葉区観光案内パンフレット揃えるなど区内観光拠点としての役割有している。なお駅中サテライト無料見学できるサテライト開設に伴い、市と秋葉区では同年夏に愛称一般公募実施選考結果同年秋に愛称ていしゃば」が命名された。

※この「新津鉄道資料館活性化計画」の解説は、「新潟市新津鉄道資料館」の解説の一部です。
「新津鉄道資料館活性化計画」を含む「新潟市新津鉄道資料館」の記事については、「新潟市新津鉄道資料館」の概要を参照ください。

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