徳光時代とは? わかりやすく解説

徳光時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 23:14 UTC 版)

ズームイン!!朝!」の記事における「徳光時代」の解説

1979年3月5日放送開始初代総合司会徳光和夫番組冒頭徳光南本館の玄関前に立って、「皆さんおはようございます徳光和夫37歳、顔も背丈標準よりちょっと下回っているようでございますが、そんな私が司会致しますズームイン!!朝!』が今からスタートいたします。」と視聴者挨拶その後マイスタジオ入ってスタジオ紹介をした。初日最初ニュース前日起きた日本中央競馬会騎手福永洋一落馬事故であった(後に福永徳光遠縁親戚であることが2013年放送の『ファミリーヒストリー』で明らかになった)。3月初頭という改編期前の中途半端な時期放送開始したのは「4月開始だと改編期広報多忙なので、PR力を入れてくれない3月なら広報も暇だからPR協力してくれる」というディレクター初代総合演出)の齋藤太朗思惑がある。 開始当初からの企画としては、全国ニュースでは取り上げにくいローカル色の強いニュースを各局のアナウンサー直接伝える「NSヘッドライン」、各局が地元球団応援しながら伝える「プロ野球イレコミ情報」、街角からの中継通りがかった一般の人と英会話を行う「ウィッキーさんワンポイント英会話」、「朝の詩(ポエム)」などがあり、これらは長寿企画となった。 『ズームイン開始前徳光中堅アナウンサーとして視聴者から一定の支持得ていたものの、報道不向きなのが災いし社内評価芳しいものではなかった。徳光起用決めた齋藤太朗によると、「プロレスバラエティ活躍している奴を真ん中置いて朝の番組使って何を考えているんだ」と上層部から猛反対されたという。しかし斎藤徳光才能高く買っており、「『ズームイン』の総合司会には渡され原稿を読むだけでなく、自分言葉自分感性喋ってもらいたい。そう考えたら(当時日本テレビアナウンス部の中で適任なのは)徳光かいないじゃないか」と押し切った徳光は「もしこの番組一年以内コケたら、自分アナウンサー生命自体が終わる」として相当悩んだものの、当時日テレでもエース格とされた仁科齋藤2人口説かれ最終的に司会の話を承諾結果徳光番組成功と共に朝の顔としてお茶の間定着アナウンサーとして徐々に再評価され、『ズームイン以外の番組にも多数起用されるなど、活躍の場広げていくことになる。 前番組である『おはよう!-』からジャーナリスト秋元秀雄コメンテーターとして続投ニュースコーナーでは秋元中心になって仕切っていた。 1980年第17回ギャラクシー賞選奨受賞1980年10月22日放送前日長嶋茂雄監督解任激怒した長嶋ファンである徳光は、視聴者対し読売新聞報知新聞スポーツ報知)の購読打ち切りを行うよう呼びかけた。 1980年12月31日日本テレビ制作担当であったこの年の『ゆく年くる年』は、本番組のスタッフ実働部隊となり、本番組のシステムで『ゆく年くる年』を制作・放送した。これには本番並びにキャスターとして徳光全国的に売り出す狙いがあったとされ、そのために渡辺謙太郎当時TBSアナウンサー)、露木茂当時フジテレビアナウンサー)、溝口泰男当時テレビ朝日専属キャスター)、金子勝彦当時東京12チャンネルアナウンサー)といった各局の看板キャスター集め中心に徳光を置くといった演出行われたこの年当番組と同様にマイスタからの生放送となり、各地から中継レポート当番組の各局キャスター担当中継呼び出すときの音も当番組の効果音使われた。

※この「徳光時代」の解説は、「ズームイン!!朝!」の解説の一部です。
「徳光時代」を含む「ズームイン!!朝!」の記事については、「ズームイン!!朝!」の概要を参照ください。

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