解答発表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:50 UTC 版)
番組開始当初は、3択を含むすべての問題について、賭けられた解答者の解答のみを「ハイ、開けてください!」などと言い開けるが、正解であってもファンファーレはなかった。その後賭けられなかった解答者全員の解答を一斉に開けて確認する。全員一斉に解答を開けたこともあった。 その後は司会者の「せーの、ドン!」(「○○さん、ドン!」などもあった)の掛け声とともに、解答者の頭上にあるモニターに解答が表示されるようになる。正解の場合は、正解した解答者のモニターの背景色が青から赤に変わり、倍率表周りのランプが点灯回転した。さらに賭けられた解答者が正解ならファンファーレ(番組開始当初は馬の鳴き声だった)が鳴らされ、的中した出場者の得点表周りのランプも点灯回転した。3組のいずれからも賭けられなかった解答者が正解の場合、ファンファーレはなく、観客の拍手のみ。不正解の場合は、モニターの背景色は青のまま。 解答の開け方には、順番に開ける場合と一斉に開ける場合とがあり、順番も以下に示すように、場合によってまちまちだった。 第1問目 最初の問題では解答者の紹介を兼ねて1枠から順に解答を開けていった。その際、レギュラー解答者については先週の成績が「N問正解」ではなく、「N勝N敗」という表現で司会者より発表され(年初めの放送では、前年一年間の成績と勝率〈○割△分□厘〉を発表)、過去に出場経験があるゲスト解答者、また降板後のレギュラー解答者がゲストや出場者側で出演した際については通算成績が発表された。ただし、末期の週替わりレギュラー制となってからは、テロップで前回の成績が表示された。 3択問題 3択問題では答えが3つしか存在しないため、基本的に一斉に答えを開いていた。答えを開ける際で、答えの分布が○:△:□=2:2:1の場合「3つに分かれました。○が2人、△が2人、□が1人」、○:△:□=3:1:1の場合は「人気があるのは○、3人、△が1人、□が1人」、○:△:□=3:2:0の場合「□と書いた人はいない、○が3人、△が2人」、4:1の場合「1人をのぞいてみんな同じ答え!」といった決め台詞が存在し、その後一斉に全員の解答を開く「いっぺんに開けます。せーの、ドン!」(徳光が時々「せーの、ドン!」の所を「よーい、ドン!」ということがあった。他にも解答を開ける前に「○○さんと○○さんが答えが同じです(若しくは違う答えを書いております)」と言う時がたまにあった)という形式だった。また「なんと全員同じ答えです!」と言ったり、いきなり「いっぺんに開けましょう」との号令で、5人全員正解と言ったこともある(逆に全員不正解の場合もあり)。 一般問題でも「1人をのぞいてみんな同じ答え」で一斉に答えを開けたことが時折あり、その後大抵は「○○さん(篠沢や井森が多い)以外は全部正解」となるパターンだったが、たまに「○○さん1人だけ正解」、「全員不正解」となったケースもあった。なお1人だけ正解の場合は、予め司会者がとある解答者に対して「○○さん、(『1人を除いて』の1人は)あなたでは有りません!」と安心させていたが、そう言われた解答者は不正解であった。なお最終回を除く巨泉時代のすべての回(復活特番も含む)と徳光時代の回の途中までの回は問題表示の際、出題内容と選択肢を一括表示していたが、後者の途中から最終回までの回は出題内容と選択肢が別々に表示される形式へ変更され(出題者が選択肢を読み上げる際に、表示を切り替え)、同時に問題表示の書体もナール体へ一新された(一般問題も同じ)。 その他の問題(一般問題) 一般問題(1問目以外)においては司会者の裁量で、大抵は誰からも指名がなくかつ誤っている解答者の答えから順に開けていった(大体が1・2・5枠のいずれかから最初に開けるのが殆どだが、はら・竹下が不正解時はまれに彼らを初めに開けることもある。また奇を衒って、いきなり正解の解答者の解答を開けることあった)。既に開いた4人が不正解だった場合、最後に残った解答者に対して「○○さん(はら・竹下が多い)ができなければ、お返しします」の台詞で答えを開けており、この場合、大抵その解答者は正解であるが、たまに不正解で「お返し」となる場合もある。ただし同一解答が複数いる場合は一斉に答えを開けたこともあるが、はらと答えが同じでなおかつ正解の場合は、まずはらと答えが同じということは告げずに解答を開けて正解、その後はらの答えも開けて正解という場合あった。 番組開始当初の最後の問題については最初にオッズの掛け率は公表せず、出場者は回答者の顔色を見ながら誰が正解するであろうかを推理して予想し、その出場者の賭けが終わったところでオッズを発表するという方式だった。 CMは1問目と5問目の解答発表の後に挿入されており、CMに入る際には「その前にこちらを」(徳光が司会となってからは「それではちょっとここでコマーシャルに入ります」)というCM予告が入れられた。
※この「解答発表」の解説は、「クイズダービー」の解説の一部です。
「解答発表」を含む「クイズダービー」の記事については、「クイズダービー」の概要を参照ください。
- 解答発表のページへのリンク