後継機構とは? わかりやすく解説

後継機構

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 23:09 UTC 版)

ホンダマチック」の記事における「後継機構」の解説

1995年平成7年発売EKシビック愛称:ミラクル シビック)の1.5 Lモデル一部グレードに、ホンダ4輪車で初のCVTである「ホンダマルチマチック」が搭載された。また、1996年平成8年発売インテグラSJ1997年平成9年発売2代目ドマーニいすゞ自動車5代目ジェミニを含む)の一部グレードにも「マルチマチック」というCVT無段変速機)が搭載された。以後小型車軽自動車主力トランスミッションとして使われている。国外向け車両ではCVT搭載スクーター全地形対応車ホンダマチックの名称が残されているが、名称以外に関連性はない(余談だが、国内向けのゴムベルト式CVT搭載スクーターではVマチックと称するほか、東南アジア向けでカブ系の車種一時期採用されていたATモデル搭載した内蔵式ギアボックスギア代わりゴムベルト式CVTCVマチックと称した)。 オートバイでは2008年平成20年)に、ホンダ・DN-01にてエアラ以来セミAT方式である「ヒューマン・フレンドリー・トランスミッション(英語版)」(HFT)が搭載されたが、内部構造4輪車ホンダマチックとは異なり1962年昭和37年発売M80ホンダ・ジュノオにてHRDとしても採用されたバダリーニ式油圧無段変速機であったホンダHRD元に更なる小型高圧化したもの開発、「HFT」(Human-Friendly Transmission)と名づけ自社モトクロッサー・RC250MAに採用し参戦2年目にあたる1991年モトクロス全日本選手権シリーズチャンピオン獲得している。2001年にはATV呼ばれる4輪全地形対応車にて、「ホンダマチック」を商標として使う形でHFTアメリカで量産車採用。さらに、世界初ロックアップ機構備えて商標を「HFT」に変更した上で2008年3月7日発売DN-01搭載した2輪車でのHFT採用DN-01自体車体コンセプト中途半端さから販売台数伸び悩み、翌2009年平成21年一杯販売終了した事もあり、2007年発表ホンダ・ワルキューレ元にしたコンセプトモデルであるEVO6コンセプト以外に採用広がる事はなかった。ホンダ2010年平成22年以降HFT代わりデュアルクラッチトランスミッションDCT)を採用しており、同年ホンダ・VFR1200F DCT皮切りにオートバイ主力トランスミッションとして扱われている。

※この「後継機構」の解説は、「ホンダマチック」の解説の一部です。
「後継機構」を含む「ホンダマチック」の記事については、「ホンダマチック」の概要を参照ください。

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