後継機の選定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 07:40 UTC 版)
VC-25の耐用年数は30年といわれており、2017年にその年を迎えた。耐用年数を超えるとパーツの取得が困難になり整備コストも上昇するため、2021年までに後継機を導入することが計画されていた。 アメリカ空軍が発表した概要によると、選定条件は「大陸間の飛行が可能な4発機」とされ、これに該当する旅客機は当時、ボーイング747-8とエアバスA380の2機種で選考の結果、2015年1月28日にボーイング747-8を後継機に選定した。 機材決定後は内装・システム等の詳細を詰めて、2016年1月29日に次期エアフォース・ワンの購入プログラムで、ボーイングとリスク低減活動の契約を締結し、2016年7月15日に大統領専用機として適切な設計、改修、試験を行う契約を締結したと発表。 尚、購入機数はVC-25より1機多い3機体制で2018年に一号機目の空軍引き渡し、その後アメリカ空軍がテスト運用・実証した上で2023年から大統領専用機として運用する計画。なお、第45代米大統領ドナルド・トランプによって、機数や新製するかどうかについてなど、先行きは不透明である。
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