後継機種と類似製品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 02:49 UTC 版)
「TRS-80 Model 100」の記事における「後継機種と類似製品」の解説
Tandy 200 は Model 100 の姉妹機種で1984年に登場した。ラップトップパソコン型の折りたためるディスプレイで16行×40文字を表示し、24KBのRAMを搭載し、最大72KBまで拡張可能。表計算ソフト Multiplan を内蔵。DTMFのトーン信号を発信できるモデムを内蔵している。Model 100 ではダイヤルパルスだけだった。 最後の後継機種は Tandy 600 で、1985年10月に登場した。形状は Tandy 200 と同様だが、表示は80桁に拡張されている。3.5インチのFDD、充電可能なバッテリー、32KBのRAM(最大224KB)を内蔵。マイクロソフト製の16ビット版 Hand Held Operating System (Handheld DOS, HHDOS) を内蔵し、ワープロソフト、カレンダー、データベース、通信ソフト、表計算ソフトを搭載している。BASICは搭載されず、オプションとなっている。 1986年、Model 100 を改良した Tandy 102 が登場した。ソフトウェアもキーボードも表示も Model 100 とほぼ同じだが、若干薄型になっており、24KB版のみ発売された。 その後タンディから発売されたポータブルコンピュータとしては Tandy LT1400 から始まるシリーズがあるが、ROMにソフトウェアを内蔵することはなく、通常のラップトップ型パソコンと何ら変わらず、FDDからMS-DOSを起動するようになっていた。
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