弾丸ツアー一味
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 10:26 UTC 版)
後藤勇機(ごとう ゆうき) 別名「強盗後藤」。今回の弾丸ツアーの首謀者。6歳の時におもちゃのピストルで強盗を働いたという逸話がある程の「筋金入りの強盗」。一味を率いて同時多発で強盗を行い、目的を果たせばすぐに撤収するという手口を用いる。 今回の事件では子どもたちを人質に取ってバスジャックをして浄水場に立てこもり、身代金と逃走ルートの確保を要求。この時、仲間二人を倒した寺沢を「いつか復讐するため顔を見たい」と交渉人に指名している。 その真の狙いは、盤流から賞金首として狙われることから逃れるために、自らの死を擬装することであった。煙幕を張ってバスの直下のマンホールから地下水道に脱出、時限装置でバスを爆破し、小杉の手引きで市外へ逃れる計画だった。この時、子どもたちを人質にとったのは爆破後に死体の判別を困難にすることが目的で、単にさらいやすさから選んだものである。 まんまと浄水場の一角に逃れて小杉の用意した自動車で逃走しようとしたが、手動の爆破スイッチを持ちながら、時限装置付きの爆弾を仕掛けていたことに気づいた寺沢に目論見を看破され、先回りされて対峙することになり、上記の狙いを白状する。そこに現れた盤流に囚われるも、自分に逆らった寺沢に怒る盤流は寺沢に殺し合いの決闘を命じたため一対一の肉弾戦を展開。結局寺沢にのされ、ツアーを裏で手引きした黒幕を白状させるために生かして捕らえられた。 ジャンパー 身軽な装備と、鍛えあげられた体操選手のような体をもつ男。本名は不明。道路などを使わず、ビルの屋上づたいにジャンプで移動して強盗をして回るため、この通り名がついた。その驚異的な身体能力で空中を飛びまわって敵に狙いを付けさせず、逆に変幻自在の銃撃を繰り出してくる。本人曰く「プロの弾丸でもかわせる」とのこと。所詮ヤクザやゴロツキレベルの相手の戦闘経験しかない久我や膳場を圧倒し、何人もの警備課員を負傷に追い込んだが、寺沢に互角以上に渡り合われた上、奈美子のジャンプの着地点を狙った見越し射撃を食らって重傷を負う。さらに市民を人質にとり、電線づたいに逃亡しようとしたがここでも寺沢に上をいかれて路上の車の屋根に落とされ失神、捕縛された。 ミニミ 全身を強固な防弾装備で固めた大男。本名は不明。通り名の由来である機関銃、ミニミを使い、圧倒的な防御力と火力で店舗と周辺を巻き込み破壊、蹂躙し、金品を奪い取っていく。あらゆる防犯設備も彼の破壊の前には意味をなさない。顔も防弾マスクで覆っているため、素顔はわからない。その火力は寺沢ら警備課の面々を大苦戦に陥らせるが、機動力がない特性を突かれて動きを封じられ武器と人質を奪われた。それでも徒手空拳で猛烈な反撃をするが、寺沢が久我への嫌がらせに用意していたからしを唯一の防御上の弱点である口に突っ込まれて悶絶、捕縛された。 マチューテ 弾丸ツアー一味では唯一の女性。本名は不明。その通り名の如く、二刀流でマチューテを振り回す。警備課員数人に囲まれて機関銃を撃たれながら、銃弾を全て刀で弾き返すほどの使い手。だが、盤流の斧で腰から下を両断され、あっけなく倒された。
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