弾丸ライナー
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弾丸ライナー(だんがんライナー)
- 1 弾丸ライナーとは
- 2 弾丸ライナーの概要
弾丸ライナー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 09:03 UTC 版)
「踊る大捜査線シリーズの登場人物一覧」の記事における「弾丸ライナー」の解説
事件の犯人。台場連続殺人事件(『THE MOVIE2』)解決を報じるニュース番組で真下のインタビューを見て、真下に挑戦状を叩きつける。フリーゲージトレイン「クモE4-600」を乗っ取り、携帯電話を使って遠隔操作をしながら、黒いカエル急便の車両で都内を逃走する。 デモンストレーションで葛西第二公園のゴミ箱を爆破させる。その後TTRの車両基地を爆破したのち、最終目標として雪乃がいる新宿シンフォニーホールにオシロスコープ付き時限爆弾を仕掛ける(後に爆弾処理班に解体され未遂に終わる)。真下と雪乃のイヴ当日の行動を知っていたり、カエル急便車両内に真下の写真があることなどから、おそらく真下のストーカーではないかと推測される。犯人ではないかと推測される人物が浮上したが、その人物はとうの昔に死亡していたことが確認されている。 厳重なセキュリティで守られている警視庁のサーバーをハッキングしたり、TTRのサーバーに時限式プログラム(スリーピング・ボム)をセットして自動列車運転装置(ATO)を無効化したりする(自動列車運転装置の無効化などから鉄道に関連したコンピューター会社の社員ではないかとされている)など、相当の技術を持っており、「第一級クラッカー」に認知される。古い映画や小説を好んでいるようで、『ジャガーノート』、『オデッサ・ファイル』、『愛と哀しみのボレロ』、『深夜プラス1』、映画作曲家のフランシス・レイ、ミシェル・ルグランをヒントとして真下に告げていた。 新宿シンフォニーホール爆破失敗後、カエル急便車両内に仕掛けた爆弾で自爆。物語最後まで姿を現すことはなかった(捜査にあたっていた捜査員が、弾丸ライナーが移動に使っていた車両に職質をかけるべきといっていたが、木島の判断によってされなかった)。遺体は発見されなかった模様で、『容疑者』の作中で新宿北警察署の刑事課で読まれていた新聞に「消えた!?弾丸ライナー」と書かれており、生死不明という扱いになっている。 なお、真下と交渉している場面の弾丸ライナーの声はクランクイン前のホン読み時に芝居のうまかった複数のスタッフを本広監督が指名してその声を加工して作ったものである。選ばれたスタッフは7人。さらにスタッフに加えて一ヶ所だけ水野美紀も声を当てている。 羽田裕一 TTRのコンピュータシステムの構築に関わった会社の1つ「デジタル・グローバル・ライナー(DGL)」の元社員。1996年5月13日、24歳の時に警視庁にいたずら電話をしたことが発覚し身柄を確保されたが、厳重注意を受けた後釈放される。当時の声紋が真下の携帯電話に掛かってくる「弾丸ライナー」のものと一致するが、羽田本人は釈放後間もなく1996年5月27日に交通事故で死亡し家族が死亡を確認しているという。
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