引退後、解説席へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 18:52 UTC 版)
「ミラノコレクションA.T.」の記事における「引退後、解説席へ」の解説
引退後は新日本のリングの解説席で解説を行っている。 2011年8月のG1 CLIMAXでも解説を行ったが、矢野通対ヒデオ・サイトー戦で矢野が木槌(ゴングを打つ為の木槌)でヒデオを殴打しようとしてヒデオがゴングを盾にして防御し、ゴングの音が鳴るという珍場面で堪えられず大爆笑した。 経歴上、メキシコ系のプロレス(ルチャリブレ)の情報に強く、解説席での口癖は「最低」。ただし用いる際はヒールユニットがレフェリーのブラインドを付いて反則攻撃→フォール勝ちを収めた際に呆れた調子で発する。2016年に入ってからは内藤哲也から入場時や試合終了時に絡まれるようになり、勝ち試合の時には自身が整体師である事に付け込まれ、「体(主に痛めた部分)を診てくれ」と頬杖と患部指差しアピールで挑発されるようになった(ミラノ自身は断固無視を貫いている)。内藤入場の際はリング外を1周回してリングインする内藤に見つからないように放送席から数ブロック横に座席移動している。2017年1月には、飯塚高史が自身の隣にいる野上アナを襲撃した際、避難並びに野上アナの救助そっちのけで、「コレ本当にあったんだあ?」とファン目線で感激遭遇しつつ、反面「野上アナの寿命が15年縮まりました」と一転冷静に解説していた。2017年2月11日の大阪大会ではL・I・JのSANADAが試合終了後、ミラノの眼前でミラノ自身のジャベである「パラダイスロック」をミラノに見せ付けると、「使用許可は出していないが掛け方は僕より上手い」と複雑そうなコメントを残した。以降SANADAはこの技を使用している。 お気に入りの選手については、L・I・J所属時代のEVILが挙げられ、彼の得意フレーズである「エーヴリシング!」を放送席で絶叫する場面や、入場時にEVILのグッズを胸元に掲げて目を閉じ、祈りを捧げるようなパフォーマンスを行っていた。しかし、2020年7月開催の大阪城ホール大会にてEVILがL・L・Jを離脱してBULLET CLUB入りし、更に愛用していたEVILのシックルペンライトを破壊され、鉄柵に叩きつけられて以降はEVILを「大っ嫌い」だと発言している。 2020年11月からはEVILに代わってグレート-O-カーンを推しており、オーカーンの試合は「『帝国国際放送』による中継」と称して解説を行い、実況や同伴の解説者によって即座に訂正やツッコミを受けるパターンがお約束となっている。 また、BULLET CLUBのチェーズ・オーエンズについても推しており、お気に入りに挙げられる。元々はインサイドワークの上手さを評価する程度の解説であったが、徐々にオーエンズを贔屓する解説を行うようになり、上記の「エーヴリシンク」と同じ口調で「オーエンズ!」と叫ぶシーンが見受けられる。 2019年12月、新日本と同じブシロードグループに加わった女子プロレス団体、スターダムのスペシャルコーチに就任。 2020年1月31日、後楽園ホールで行われた闘龍門特別興行において、DRAGON GATEのヒールユニットR・E・Dの反則行為を受けていた闘龍門軍を救出すべく私服姿のまま観客席からリングへ乱入。パラダイスロックやイタリアン・コネクション時代の連携を披露しファンに向けて「ただいま!」と声を発した。 解説席上の振る舞いは紳士的ではあるものの放送席のゲストがタイチの場合はユニオーネで互いに気心知れてるせいか、忖度なしの言動となることも多く、BULLET CLUBの試合となると立腹するタイチを諌めたりもしている。一方でミラノ自身も「バレットクラブ」には辟易しており、解説席において「BULLET CLUB相手にイリミネーションマッチはやってはいけない」と警鐘とも取れる発言をしている(試合と無関係なレスラーが頻繁に介入するため)。
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