帝国「アザトス」の人物
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「カワイスギクライシス」の記事における「帝国「アザトス」の人物」の解説
艦長 / ミキティ・フルプルリン 声 - 常盤昌平 星間調査隊が拠点とする宇宙船の艦長。55歳。可愛い生物が好き。自身のペットで宇宙の生物・ギィグルの「ギィちゃん」を全宇宙で最も可愛い生物だと信じている。地球の生物の「可愛さ」を目の当たりにした際には他の「アザトス」の面々と同様に多大なショックを受けたものの、ギィちゃんへの揺るぎない愛情を支えに乗り越えた。 アマト・ロイ 声 - 髙坂篤志 星間調査隊が拠点とする宇宙船の副艦長。21歳。リザとは幼少の頃から兄妹のような関係で、彼女の行動には絶対の信頼を置いている。性格は生真面目で常に冷静沈着。リザから伝えられる断片的な情報によって、長きにわたり「ねこ」が地球の人間にとって脅威となる恐ろしい生物であると勘違いをしていた。メカよぞら 「アザトス」の機械「サイボーグスキャナー」によってよぞらをスキャンして作られたサイボーグ。言語を話すことができ、本物のよぞらに強いライバル心を見せる。AIによってよぞらの生態を学習した後に宇宙船に回収され、当初は船内で放し飼いにされていたが、飼い猫らしい魅力の経験値を積む目的からアマトを仮想リザとして飼い主とすることに決めた。 フィアナ・ティアリー 声 - 杉山里穂 星間調査隊の通信室長を務める女性。24歳。地球の全言語の翻訳を7日間で終わらせた言語解析の専門家で調査隊員達のお姉さん的存在。リザに請われてよぞらの姿を見て以来猫の虜となり、時折地球を訪れるようにもなるが、よぞらを含めた猫全般から思うように相手をしてもらえず傷心を重ねていた。後に宇宙船内で地球の生物を飼うことを提案し、獅子原からポメラニアンの「リク」を譲り受けた。リク フィアナと生物研究室の面々によって宇宙船内の「大宇宙動物園」で飼われている雄のポメラニアン。人と遊ぶのが大好きで誰にでもすぐに懐く「魔性の犬」。 シャミル・ナーガ 星間調査隊の宇宙船に搭乗するアザトス軍戦闘十六隊の隊長。114歳。ラスタと同種族の三つ目の外見をした男性。宇宙最強を誇るアザトス軍の中でも最強の一人として名前が挙がる人物で「英雄」の異名を持つ。性格は誇り高く、仲間思い。「ねこ」の下僕に成り下がったミトラの姿に怒りを覚え、地球に降り立った。よぞらを前にしても無感動を装うなど、地球生物の「可愛さ」にも抵抗を見せたが、あえなく陥落した。 ガイム・ルゥ アザトス軍戦闘十六隊の副隊長でガルミの叔父。42歳。元々は頭部にガルミ同様の角が8本生えていたが、生活の邪魔だったために全て切り落とし、現在はスキンヘッドに切り落とした角の痕が残る風貌となっている。 ミトラ・リル アザトス軍戦闘十六隊の女性新兵。19歳。盗賊団頭領の娘として生まれ「戦闘以外、能がない」と教え込まれて生きてきたところをリザに盗賊団ごと叩き潰されアザトス軍に入隊した経緯を持つ。メカよぞらが宇宙船にやってきた当初はその不遜な態度に苦手意識を持ってもいたが、本物のよぞらの姿を見たことで猫を「猫しゃま」と呼び、へりくだる下僕となった。 ナパト・ネヘモ 星間調査隊の生物研究室長。775歳。宇宙で最も心優しき種族と言われる「ネヘモ族」の生まれで700年以上にわたり調査隊に所属する。頭部が細長いアリクイのような外見をしており、初対面のささらからは宇宙の生物の一種だと間違えられた。リザにとっては調査隊に加入した頃からの恩師であり、彼女からは「先生」とも呼ばれる。事前に相応の心構えをしていたため、よぞらを見ても他の「アザトス」の人物ほどショックを受けることはなかったが、それゆえ他の研究室員にも気軽に猫を見ることを勧め、甚大な被害をもたらした。 ラヒュール・クロウ 星間調査隊の生物研究室副室長。97歳。額に角が生えた男性。ナパトに代わって研究室員達を厳しく監視する引き締め役。
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