帝倫高校ゴルフ部
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「KING GOLF」の記事における「帝倫高校ゴルフ部」の解説
谷川 謙作(たにがわ けんさく) 元賞金王のコーチとして知られている帝倫高校ゴルフ部のコーチ。蒼甫からは「ヒゲコーチ」と呼ばれている。普段は子供っぽくいい加減な性格だが、ゴルフでは一変して精密な理論に基づいた指導をする。ゴルフをバカにしていた蒼甫に凄さと楽しさを実感させた。しかしその結果いきなり蒼甫がゴルフ部に入部してしまったので適当にあしらうつもりで練習方法の一つをやるように言い付け放置していたが、半分騙されていたことに気付かず愚直に練習を続けていた蒼甫に練習が出来る資質と潜在能力を感じ取り本格的に指導を始めるようになった。ゴルフファンにとってはかなりの有名人らしく記念撮影を頼まれたりするほど。蒼甫と同じ意見や同レベルの争いになることが多く、またなぜかはわからないが外国人のコーチというだけで不機嫌になって絡んだりするなど、根っこの部分は蒼甫と似通っている模様。驚異的な速度で成長する蒼甫を見て来たことで彼をプロにすることに決め、帝倫高校ゴルフ部のコーチを辞任し蒼甫と共に海外へ武者修行へと出る。海外の過酷な環境で下手をすれば蒼甫が潰れて二度とクラブを握れない可能性があることを知りながらあえて冷たく突き放し、同行していた馬場園からは「人でなし」「悪魔」とまで罵られていたが、内心は身を引き裂かれる想いで復活を待っていた。武者修行を終えて蒼甫と共に帰国。 霞見 ひかる(かすみ ひかる) 『精密機械』の異名を持つ日本最高の天才アマチュアゴルファー。兄にプロゴルファーの「霞見瞬」がいる。帝倫高校1年生でゴルフ部所属で蒼甫にとって越えるべきライバルの筆頭。無口だが内心は熱い性格をしておりストイックに練習を続ける努力家。「ゴルフは飛距離ではなく精度」と口にしているが本当は飛距離に憧れており蒼甫の身体能力が自分にもあればと羨望している。蒼甫は自分より下だと言いつつもドラコンの会場に足を運び、蒼甫のプレーを見に来るなどお互いを強くライバル視している。新人戦全国大会優勝の約束を果たした蒼甫と一対一の勝負を行い圧勝、未だに実力に大きな差があることを見せ付けた。その勝負の最中に蒼甫のことは本当は最初から認めていたと複雑な胸中を吐露している。 中山 有海(なかやま あみ) ゴルフ界のアイドルで世界ジュニア4位の実力者。周辺からは「マニアックな男の趣味してる」と言われており、蒼甫のことを色眼鏡で見ない良き理解者の一人。ゴルフ部の練習が休みの日も早朝から一人で特訓をしている努力家で理想のタイプは「ジョン・デーリー」。パットとグリーン周りのを得意としている。天真爛漫に見える明るい性格は半ば演技であり中学時代の試合で負ったトラウマを振り払うために無理に振舞っている。全日本女子アマチュア選手権に参加中、本来のキャディーが盲腸で入院してしまったために急遽キャディーのバイトをしていた蒼甫へ依頼して決勝に挑む。その試合の最中、偶然にも過去のトラウマと全く同じ状況が再現されてしまい、プレッシャーとトラウマに縛られてまともなプレーすら出来なくなってしまうが、自分を信じて待ってくれている蒼甫から前に進むための魂を分けてもらい、トラウマを克服して優勝を飾った。霞見とはジュニア時代からの付き合いでパットやグリーン周りを得意としているのは「苦手な物があるなら他の物を得意にすれば良い」という当時の霞見からもらったアドバイスによるもの。
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