巡洋艦部隊司令官とは? わかりやすく解説

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巡洋艦部隊司令官

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/24 17:23 UTC 版)

ローレンス・T・デュボース」の記事における「巡洋艦部隊司令官」の解説

少将となったデュボースは、第13巡洋艦部隊司令官となる。新鋭軽巡洋艦サンタフェ」 (USS Santa Fe, CL-60) に将旗掲げ部隊は「バーミングハム」 (USS Birmingham, CL-62) および「モービル」 (USS Mobile, CL-63) とともに中部太平洋の戦い加わった。第13巡洋艦部隊ウェーク島攻撃ガルヴァニック作戦ブーゲンビル島の戦い支援手始めレイモンド・スプルーアンス大将アナポリス1907年組)の第5艦隊中核一つとして作戦従事し1944年入ってクェゼリンの戦いトラック島空襲パラオ大空襲ニューギニアの戦い支援サイパンの戦い第58任務部隊マーク・ミッチャー中将)の支援を行う。 1944年8月、デュボースの第13巡洋艦部隊は「ジョッコー」ジョゼフ・J・クラーク少将アナポリス1918年組)の第58.1任務群とアルフレッド・A・モントゴメリー少将の第58.4任務とともにスカベンジャー作戦一環として小笠原諸島接近部隊は「バーミングハム」に代わって「ビロクシ」 (USS Biloxi, CL-80) と「オークランド」 (USS Oakland, CL-95) が加わり、ほかに駆逐部隊加勢して父島近海進出し、ここで第4804船団残党遭遇する8月4日夜、第4804船団から駆逐艦」が反転して13巡洋艦部隊挑んだ。「」の反撃は正確ではあったが、やがて第13巡洋艦部隊猛打浴びて沈没第4804船団残存輸送船であった利根川丸」(松岡汽船、4,997トン)も照明弾射撃撃沈した8月末、スプルーアンス第5艦隊ハルゼー第3艦隊入れ替わり、デュボースは再びハルゼー指揮下に入る。引き続き第38任務部隊(ミッチャー中将とともに行動し9月ペリリューの戦い支援経て10月からは沖縄台湾およびフィリピンへの攻撃のためウルシー環礁出撃した。10月10日沖縄対す空襲行ったあと、2日後には台湾各地空襲し、これに対して第一航空艦隊寺岡謹平中将)と第二航空艦隊福留繁中将)は攻撃隊を何度も出撃させた(台湾沖航空戦)。10月14日重巡洋艦キャンベラ」 (USS Canberra, CA-70) と「ヒューストン」 (USS Houston, CL-81) が日本機の雷撃航行不能となり、デュボースの第13巡洋艦部隊損傷艦援護にあたることとなったこのころハルゼー日本側の放送傍受して舞い上がった日本艦隊出て来であろう予測し、第30.3.1任務群を臨時編成させてデュボースに指揮とらせた。デュボースは4ノット未満しか出ない任務群を率いハルゼー指示通り絶え遭難信号発して辛抱航海続けた。はたして、日本海軍志摩清英中将率い遊撃部隊出撃させたが、偵察機第38任務部隊健在確認したためハルゼーの罠にはかからず遊撃部隊ひっこめさせて逆に第30.3.1任務群に対す新手攻撃隊を繰り出し手負いの「ヒューストン」に新たな損傷与えた。デュボースは10月17日まで任務群を指揮したあと、「キャンベラ」と「ヒューストン」をタグボート委ねて第38任務部隊合流していった。

※この「巡洋艦部隊司令官」の解説は、「ローレンス・T・デュボース」の解説の一部です。
「巡洋艦部隊司令官」を含む「ローレンス・T・デュボース」の記事については、「ローレンス・T・デュボース」の概要を参照ください。

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