尾瀬の木道とは? わかりやすく解説

尾瀬の木道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 05:02 UTC 版)

尾瀬」の記事における「尾瀬の木道」の解説

.mw-parser-output .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .trow>.thumbcaption{text-align:center}} 木道計画的に更新工事が行われる(上:2009年9月、下:2011年7月) ほぼ全域わたって木道整備され木道以外の所を歩けないようにしてあるのも、尾瀬特徴である。尾瀬最初木道設置されたのは1950年代と言われている。当初木道目的登山者湿原ぬかるみから守るためのものであった。しかし1960年代当時尾瀬唯一すぐ近く富士見峠まで自動車で行くことができた、尾瀬地域で最も標高の高い湿原のひとつであるアヤメ平が、単線木道しか設置されていなかったために、行き違い出来ず湿原降りた多く登山者により踏み荒らされたことを契機に、1966年から尾瀬のほぼ全領域計画的に複線木道整備されるようになり、木道以外の場所は歩けないようになった一部登山道を除く)。現在では木道目的湿原登山者踏みつけから守るものへと変化している。なお、複線部分木道右側通行となっている。 かつての木道尾瀬周辺伐採した木材利用されていた。しかし、尾瀬地域特別天然記念物指定されるなどして、この方法は使えなくなりその後地域外の木材ヘリコプターなどで搬入して利用している。最近木道カラマツ材が使われることが多い。カラマツ樹脂多く湿原水分浸された状態でも比較長持ちするが、それでも10年前後で更新が必要であるため、計画的に更新工事尾瀬各所行われている。木道廃材一部は、中心部朽ちていない部分各種木材製品転用されている。 東京電力設置木道押印され焼印(上:H19、下:H23) 木道設置更新工事は、現在は福島県域では福島県によって、群馬県域では群馬県東京電力リニューアブルパワーによって、新潟県域では東京電力リニューアブルパワーによって行われている。木道表面には設置更新年を示す焼印木道一本ずつに押されている。この焼印はたとえば2007年平成19年設置ものなら群馬県設置のものは「群H19」、福島県設置のものは「福H19」、東京電力設置のものは「(東京電力ロゴ)H19」と記されており、設置者設置年が明らかになっており、更新参考になっている木道かつては湿原横板を介して直接置かれたものがほとんどであった。しかし低層湿原部分などで、大雨のあとの増水時などに冠水しやすい部分や、融雪期雪解け水冠水しやすい部分は、橋梁状の地面からの高さが高いものに作り直されている。 木道単線あたりの幅は、ほとんどの場所で約50cmで、幅広木材2枚使ったものから、幅の狭い木材4使ったもの、その中間の3枚木材使ったものまである群馬県側の大清水湿原と、福島県側御池登山口湿原には車椅子対応の幅150cmのものが設置されている。段差をなくし、車いす落ちないように両端車止め付けるなどの配慮なされている。歩行者少な地域では単線木道だけの場所や、幅30cm程度の狭い木道設置されている場所もある。 なお、複線木道整備きっかけになったアヤメ平1966年から群馬県復元事業開始、また1969年からは東京電力グループ尾瀬林業復元事業実施している。採取した種子をまき、高山植物現地栽培するという方式をとり、2008年時点も、復元作業継続されている。2010年10月23日に、NHK総合テレビジョン番組小さな旅』で、木道修復様子放送された。

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