実況にまつわるエピソード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/25 05:29 UTC 版)
「大澤広樹」の記事における「実況にまつわるエピソード」の解説
元々野球をやっていた経験を生かした野球実況を行っている。また、子供の頃から中日ドラゴンズファンである。 自身と同じ岐阜県出身の選手が活躍すると実況に熱が入る傾向があり、特に和田一浩(県岐商卒)が殊勲打を決めたシーンでは「やったぜベンちゃん!」 と叫ぶことが多かった。 2005年10月1日の中日対広島戦(ナゴヤドーム)で、中里篤史の約4年ぶりの一軍登板を実況。3者凡退に抑えた瞬間、あふれる思いを抑えられずに泣きながらの実況となった。後日、泣いてしまった理由は、中里の復活までの苦労などを知っていたからだと語った(東海ラジオの自身のプロフィールのコラムにてこの話題を扱った部分がある)。なお、該当の実況は、東海ラジオがcommuf@(コミュファ)ラジオ内で開設していた『ブロードバンド東海ラジオ』にて、2005年のプレイバック実況として聞くことができたが、2015年7月末をもってcommuf@ラジオが配信終了となったため、現在は聞くことができない。 2007年11月1日、日本シリーズ第5戦(ドラゴンズ53年ぶりの日本一決定)を実況した。翌11月2日には、毎週水曜日に自身が執筆したコラムが掲載される夕刊紙・名古屋タイムズのドラゴンズ日本一特集ページに金曜日ではあったが特別掲載された。この中でアナウンサーの志望動機が、子供の頃からのドラゴンズファンだったため「中日の日本一を実況したい」であったことを明かした。また東海ラジオが開局して以来、初のドラゴンズ日本一を放送するということで、全国に試合中継がネットされていることを考慮して日本一の試合実況をどのようにするべきか迷ったが、『目の前のプレーをナゴヤドームにこられなかったドラゴンズファンのために伝えることが使命』だと思い、マイクに向かったことを明かした。 岐阜県で育ったこともあり、中日の地方球場公式戦主催試合シリーズのひとつとして行われる岐阜長良川球場での試合の実況を毎年任されている。2009年5月12日に長良川で行われた中日対ヤクルト戦も例年通り担当となり、岩瀬仁紀の通算200セーブ達成を実況した。 立浪和義の引退セレモニーが試合後に行われた2009年9月30日の中日対巨人戦(ナゴヤドーム)では、実況やレポーターではなかったものの、試合前の一部場内アナウンス(中日側のバッテリー&スタメン紹介、スピードボールコンテスト、中日選手が1回表に守備につく際のポジション紹介)を担当した。 2017年5月21日、「ガッツナイタースペシャル」中日対広島戦(ナゴヤドーム)の実況を担当していたが、試合後半から声が出なくなり、途中でサブとして控えていた村上和宏に実況を交代した。 大澤のブログによれば、火曜日(5月16日)あたりから喉の調子が悪く、試合当日の朝6時には声が出にくい状態になっていたものの、その後声も出るようになり、試合前のイベントMCも熟していた。5回くらいまでは「声の出が悪いなぁ」と思いながらもあまり気にせず、毎イニングごとに蜂蜜を舐めながら喋っていたが、6回以降、急激に声がかすれてしまい、7回表の段階で自ら実況交代を申し出たという。暫く休養の後、5月27日の中日対東京ヤクルト(ナゴヤドーム)で実況に復帰している。 2018年シーズンの実況担当試合は28試合で、東海ラジオのアナウンサーでは最も多かった。『大澤広樹のドラゴンズステーション』のプロデューサーとメインパーソナリティを兼務していた2019年シーズンも、同番組の火 - 金曜日に内包される中日主催のナイトゲーム中継の初戦を中心に、23試合で実況を担当している。ちなみに、上記中継での実況担当日には、『ドラゴンズステーション』の冒頭に出演。その後はスタジオにいる他のアナウンサーに進行を任せながら、ナゴヤドームからの中継で実況を担当した。また、ビジターゲームの中継を放送した日には、放送終了時間の21:30までスタジオに待機。中継カードが21:30より前に終了した場合には、『ドラゴンズステーション』のパーソナリティとして出演していた。ちなみに、年に2回の長期休暇取得を条件に同番組の担当を引き受けたことから、2019年6月23日から7月7日までの期間には休暇を取得。ナイターオフシーズンも放送を続けていたが、2019年12月7日から金曜日のパーソナリティを後輩のスポーツアナウンサー・森貴俊へ交代。同月31日(火曜日)でいったん放送を終了したが、2020年度ナイターオフ期間の火 - 金曜日に復活するとともに、パーソナリティへ復帰する予定。
※この「実況にまつわるエピソード」の解説は、「大澤広樹」の解説の一部です。
「実況にまつわるエピソード」を含む「大澤広樹」の記事については、「大澤広樹」の概要を参照ください。
- 実況にまつわるエピソードのページへのリンク