地人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 07:16 UTC 版)
ボルカン 声 - 伊倉一恵(テレビアニメ、ゲーム、ドラマCD) / 水野麻里絵(2020年版テレビアニメ) 大陸南方の地人領マスマテュリアに住む「地人」種族の一人で、オーフェンが営む非合法金融業の不良顧客。18歳。身長130㎝。体重70㎏。とにかく短気で粗暴という見た目と一致した、問題児そのものな性格。幼い頃から問題ばかり起こしてきたため、家族から愛想を尽かされた末に勘当される。その際に弟のドーチンを無理矢理巻き込んで家を飛び出し、約2年もの間、大陸を放浪。地人というハンデのみならず、性格上の問題からまともな仕事にありつけるはずもなく、常に浮浪生活を送っていた。「マスマテュリアの闘犬」を自称するが、実際は弱者を狙っての恐喝や強盗といった悪行を繰り返すだけの小悪党に過ぎず、オーフェンには寸胴な外見から「福ダヌキ」と呼ばれる。弟の諌めも一切聞かないどころか反発して更に事態を悪化させるほど思慮も浅いが、悪知恵にだけは長けている。故にオーフェンからは一切信用されておらず、救援を求めても無視されるなど自業自得の行動が目立つが、その度にオーフェンへの逆恨みを募らせる。 オーフェンの行く先々で借金返済(もしくは踏み倒し)の代わりにオーフェンに一攫千金的な当てにならない仕事を紹介する傍らで面倒事を必ず起こし、足を引っ張っては手酷い制裁を受ける(勿論、借金も返済どころか増える一方)。また借金帳消しを狙って「○○で△△し殺す」という脅し文句を叫びつつなまくら剣でオーフェンに挑むこともあるが、いつも返り討ちに遭っている。ただし地人の身体はとにかく頑丈で、オーフェンの攻撃魔術を受けても数秒で復活する。 『無謀編』では、禁止区域でゴミあさりや焚き火などを行い、コギーに追われることになる(本人たちに犯罪の自覚はない)。『はぐれ旅』では、オーフェンから逃げるためさらなる放浪を続けることになった。なお、自らをボルカノ・ボルカンと呼称するが、地人には本来家名というものが存在しない。 最終的には返済どころか面倒事しか持ってこないボルカンに辟易したオーフェンによって、借金は帳消しになる。 「覇王の剣」という名の古びた剣を所持しているが、その正体は肉厚な造りをしているだけの粗末かつ中古のなまくらな長剣(上述のなまくら剣がこれ)。しかもろくな手入れもされず、しばしばドーチンの頭を叩くのに使われるため、刃はほとんど潰れている。剣を鑑定した魔剣行商によると「トマトもよー斬れん中古品」とのこと。 ドーチン 声 - 椎名へきる(テレビアニメ、ゲーム、ドラマCD) / 渕上舞(2020年版テレビアニメ) ボルカンの弟。読書家・勉強家でぶ厚いメガネがトレードマーク。17歳。身長130㎝。体重65㎏。兄の家出に無理矢理付き合わされ、兄を諌めても聞き入れられず、挙句にオーフェンの制裁や災難に巻き込まれるという、本作には数少ない薄幸の良識人(昨今で言うところの「巻き込まれ体質」の持ち主)。ボルカン同様頑丈な身体を持つため、兄と共にオーフェンの各種実験台にされてしまうことが多い。
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「地人」の例文・使い方・用例・文例
- 彼はその土地の借地人である。
- 彼らは現地人に同化しなかった。
- 彼は現地人に歓迎された。
- 探検家は現地人たちと物々交換をして食料を手に入れた。
- 現地人は干ばつ続きで苦しんでいた。
- 開拓者達は現地人たちから毛皮を物々交換で手に入れた。
- 彼は現地人と取引をした.
- 西洋医学は現地人に多大な福利をもたらした.
- 借地人
- 永代借地人
- 共同借地人
- 海外にいる者は内地人よりも抜け目が無い
- 海外に居る日本人は内地人より抜け目が無い
- 借地人が土地を占有している
- スコットランド高地人の躍動的な踊り
- 彼は、借地人により、新地主に承認された
- 少ししか所有者がいないで借地人もいない土地
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