古代怪鳥 ラルゲユウスとは? わかりやすく解説

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古代怪鳥 ラルゲユウス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 23:35 UTC 版)

ウルトラQの登場怪獣」の記事における「古代怪鳥 ラルゲユウス」の解説

第12話見た」に登場通常文鳥似た姿をしているが、空腹になると巨大化して暴れる。一ノ谷博士によると第三氷河期以前生息した祖先一種とのことだが、後述する無人船が存在した10世紀インド西部都市大群出現した記録残っている。飛行速度マッハ1.5物語序盤深夜動物園襲い動物たち捕食して見回っていた従業員瀕死の重傷を負わせた後、漁村漂流した998年前の古代貿易船の中から小鳥の姿で万城目たちに発見されたが無人船はほどなく沈没し逃走文鳥の姿のままで孤児三郎少年飼われて「クロオ」と名付けられ三郎少年孤独な心を和ませていた。しかし、三郎少年寝ている夜に港町集落襲って家畜捕食して全滅させたことから存在発覚一ノ谷博士提言をもとに危険視した警察によって捕獲され少年から引き離され警察署収容される収容されていた留置場内で巨大化警察署破壊して飛行しながら巨大な翼羽ばたきによる暴風突風)で街を蹂躙したあと、三郎少年万城目たちがいる海岸上空現れ三郎少年別れを告げるかのごとく海上飛び去った。 名称はカモメラテン語名(Larus canus)に由来する放映当時雑誌書籍では「ラルギュウス」または「ラルゲリュース」もしくは「ラルゲギュース」と呼ばれていた。 ラルゲユウスが変身した文鳥実際の手乗り文鳥用いているが、監督中川演出意図通りに動かすのは難しかったという。撮影には複数ミニチュア使用されており、『三大怪獣 地球最大の決戦』ラドン操演モデル改造したものも存在する。このモデルは、その後リトラ改造された。アップ用の足も製作されている。合成のため、青系ではなく赤系の彩色となった無人船は映画『海底軍艦』のマンダ操演用が流用されている。また、この回のために街のミニチュアセットもしっかりと組まれ撮影されていたのだが、監修円谷英二はその出来満足せず実際に使用され突風による破壊シーンフィルムはほとんどが東宝映画『空の大怪獣ラドン』からの流用となっている。 脚本では、巨大化原因太陽活動による宇宙線変化よるもの示唆されている。 脚本担当した山田正弘本作品で「少年大人」をテーマにしている。本話ではラルゲユウスを「少年の夢の象徴」と位置づけ、街を襲うラルゲユウスは「少年の夢を理解しない大人への復讐」、三郎少年とラルゲユウスとの別れは「夢との別れ大人になる哀しさ」を現している。山田別れ描いたラストシーンは「見た…」というサブタイトルのようにしたかったという。 『総天然色ウルトラQ』では、文鳥の色を参考着色された。

※この「古代怪鳥 ラルゲユウス」の解説は、「ウルトラQの登場怪獣」の解説の一部です。
「古代怪鳥 ラルゲユウス」を含む「ウルトラQの登場怪獣」の記事については、「ウルトラQの登場怪獣」の概要を参照ください。

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