協力国
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これらはフランスを支援するために投じられた各国軍部隊などの状況である。 ベルギー:ベルギー軍の航空構成部隊からC-130戦術輸送機2機を配備し、医療構成部隊のアグスタ A109救急・救難ヘリコプター1機および80人の支援要員をマリ派遣する。 カナダ:カナダ空軍のC-17大型輸送機が1週間にわたってフランスからマリまでの部隊および軍需品輸送の為に配備される。駐加フランス大使のフィリップ・ゼレール(Philippe Zeller)によれば、フランス政府はスティーヴン・ハーパー加首相にカナダの支援継続を打診する。2月14日、ピーター・マッケイ加国防大臣はC-17輸送機の派遣を30日間延長するとし、3月15日までマリに展開する見通しとなる。 チャド:1月16日にチャド政府は2,000人の軍隊を派遣する発表する。内訳は1,200人規模の1個歩兵連隊と800人規模の2個支援大隊からなる。チャド軍はアフリカ主導マリ国際支援ミッションの指揮体系には含まれず、フランス軍の指揮体系に統合される。 デンマーク:1月15日にデンマーク空軍はC-130J-30戦術輸送機と40人の支援要員はマリに展開する ドイツ:ドイツ空軍はC-160戦術輸送機2機を資器材輸送支援のためにマリの首都バマコに展開する。 イタリア:イタリア空軍はC-130戦術輸送機2機とKC-767空中給油機を展開する。さらにプレデター無人偵察機の派遣も検討されている。 オランダ:オランダ政府は輸送機を配備する予定。 スペイン:空軍のC-130戦術輸送機は50人の支援要員とともにアフリカ主導マリ国際支援ミッション参加要員を支援するため1月18日に展開し、さらに海洋社会研究所所属の病院船「エスペランサ・デル・マル(esperanza del mar)」も派遣する。 スウェーデン:スウェーデン政府は北大西洋条約機構の戦略的空輸能力の一翼を担っているスウェーデン分担機体の自由使用をフランスに与える。これにより、重空輸航空団所属のC-17大型輸送機1機がマリ向けの部隊と軍需品の輸送支援するため、ハンガリーのパパ空軍基地からフランスへ派遣される。 アラブ首長国連邦:空軍はフランス=マリ間の輸送のためにC-17大型輸送機2機を展開する。 イギリス:空軍は1月13日に第99飛行隊所属のC-17大型輸送機2機をブライズ・ノートン空軍基地からエヴルー=フォヴィル空軍基地に移動させる。直接、戦闘に参加しない前提で若干名の特殊部隊の兵士と秘密情報部の要員も派遣。輸送機はフランス軍の装甲車をマリの首都バマコまで輸送する。イギリスはこれをニューカム作戦と呼称し、1月25日に英国防省はフランス軍を支援するためセンチネルR1空中戦場・地上監視機を展開させると発表する。1月29日には軍部隊から訓練要員240人の派遣を決定する。この内40人がマリに送られ、他は周辺のアフリカ諸国に派遣される。 アメリカ合衆国:空軍はフランス南部のイストル=ル・テュベ空軍基地とマリ間での部隊や資器材の輸送をするためにドーバー空軍基地に拠点を置く第436空輸航空団第3空輸飛行隊所属のC-17ER大型輸送機3機によるエアブリッジを確立する。アメリカ合衆国軍の小規模な分遣隊はバマコで飛行活支援動に従事し、1月21日からフランス軍機械化歩兵部隊の輸送を開始する。なお、支援について米国は戦闘参加国として見られるのを避けるため空中給油機や偵察機の派遣をためらい、輸送機については2,000万ドルを一時請求するも、フランス側が激怒し1月26日には輸送機5機を無料で派遣する、同日には空中給油機も提供すると伝える。米国とニジェールは2月2日までに監視用の無人航空機をニジェール国内に配備する協定を結んだ。
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協力国
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「欧州安全保障協力機構」の記事における「協力国」の解説
OSCEは11のアジアおよび地中海地域の協力パートナーと特権的な関係を維持し、共通の安全保障上の課題に対処している。
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