卒業制度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 05:20 UTC 版)
スズキ・メソードには生徒の明確な目標を定めるために『卒業制度』というものがある。 教室のレッスンは、基本的にスズキ・メソード発行の教本を順に習っていくが、教本の各巻はスズキ・メソードが設ける「科」とほぼ対応している(上級になると教本を使わず市販の楽譜を用いる場合もある)。生徒は各科の課題曲として決められた曲目をかつてはテープやMD、現在はCDなどに録音し、長野県の才能教育研究会本部に送って採点を受ける。録音の機会は1年に1回、秋ごろである。合格すると卒業証書が送られてくる。 ただし、録音をせずに次の練習曲に進むことも出来る。どの科にも共通だが、1つの科を何年もかけて卒業する生徒もいれば、1年のうちに複数の科を卒業してしまう生徒もいる。これはそれぞれの生徒の進度に合わせる。 なお、ヴァイオリン科の「才能教育課程」はもとは「研究科一期」という名前だったが、会長が豊田耕兒になってからテクニックなどあらゆる面で一つの区切りとなる過程として名称が変更された。
※この「卒業制度」の解説は、「スズキ・メソード」の解説の一部です。
「卒業制度」を含む「スズキ・メソード」の記事については、「スズキ・メソード」の概要を参照ください。
卒業制度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 06:52 UTC 版)
ニコモは通常、高校一年の終了をもって「卒業」となり、同時期に発売される5月号(毎年4月1日発売)を最後に誌上から引退する。卒業時期となる3月末ごろの東京開放日では、卒業ニコモ全員が現役ニコモと読者に見送りを受ける「ニコモ卒業式」という公開イベントが開催され、これにて正式に卒業となる。なお、卒業期日に達する前に誌上から姿を消してしまうニコモも存在し、それらの者は卒業式にも参加しない。卒業式以後の元ニコモはニコモOGや先輩ニコモ、卒モと呼ばれる。 卒業後の活動は人それぞれである。栗山千明や新垣結衣のように当時の人気を生かしてさらにステップアップする者もいればいまひとつ伸び悩む者もおり、また榎本亜弥子のようにきっぱりと引退する者もいる。また、ニコモ時代は比較的地味であっても蒼井優や沢尻エリカなどのようにその後大きく成功を収める例もある。2010年以降ティーン向け雑誌『Seventeen』(集英社)へのトップモデルもしくはナンバー2モデルの移籍が続いており、2010年の西内まりや、2011年の立石晴香、2013年の古畑星夏を皮切りに、それ以降は毎年9月号で1〜2名の移籍が発生している。西内まりやは『Seventeen』でもトップモデルとし活躍し表紙25回在籍64ヶ月を誇った。ただしニコラモデルオーディション出身者は冷遇される傾向があり、立石晴香(在籍29ヶ月)や藤麻理亜(在籍20ヶ月)は表紙を経験せずに比較的短期間で『Seventeen』を卒業しており、また古畑星夏も同年代では唯一の表紙未経験であった。ニコモ卒業後の活動はファッションモデルとは限らず、女優、テレビタレントなどを中心に芸能活動全般に広がる。元人気ニコモがファッションモデルになるとは限らず、例として、虎南有香はおたく系アイドルに転身(はなわプロデュース「中野風女シスターズ」3期メンバー・「風男塾」メンバー)している。なお、中野風女シスターズはファンの大半を女性が占める異色グループで、アキバ系アイドルといっても男性に向けたものではない。 グラビアアイドルやヌード・セクシー女優など男性を狙った分野への転身は雑誌モデル出身者では珍しくなく、2010年代後半からは女性目線も狙ってファッション誌モデルが水着グラビアと兼業(いわゆるモグラ女子(グラビアモデル)等)するなども増えたが、ニコモではそのような分野への転身自体は少ない。卒業後に継続的なグラビア活動をしたのは久保ユリカ・日南響子ぐらいで、他誌出身者同様着エロやヘアヌードといった事は、2014年に小森裕佳が出した自画撮りヘアヌードがあるが、ヌードグラビアも吉野紗香・沢尻エリカ・日南響子など、他には二階堂ふみや蒼井優など、映画でのシーンのひとつであり、写真集では子役時代の栗山千明、藤田ニコルなどがある。 一方、ファンの男女を問わないメジャーなアイドルグループへの加入は珍しくなく、虎南有香のほか、我妻三輪子(在籍中から「9nine」初期メンバー)、にわみきほ(つんく♂プロデュース「キャナァーリ倶楽部」初期メンバー)、松井愛莉(在籍中からさくら学院初期メンバー)、藤井夏恋(在籍中からHappiness初期メンバー・E-girlsメンバー)、尻無浜冴美(秋元康プロデュース「SDN48」3期生)などが挙げられる。関連して、歌手などの音楽活動をする元ニコモは非常に多く、ソロでも沢尻エリカ(ERIKA名義など)、新垣結衣、岡本玲、日南響子(珠麟名義など)ら多数存在する。なかでも、2014年に歌手デビューした西内まりやは第56回日本レコード大賞最優秀新人賞および第47回日本有線大賞新人賞を受賞するなど、音楽業界からも注目を集めた。
※この「卒業制度」の解説は、「ニコモ」の解説の一部です。
「卒業制度」を含む「ニコモ」の記事については、「ニコモ」の概要を参照ください。
- 卒業制度のページへのリンク