八幡の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:29 UTC 版)
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の記事における「八幡の関係者」の解説
戸塚彩加(とつか さいか) 声 - 小松未可子 総武高校2年F組に所属している男子生徒。テニス部の部員。八幡のことは出会った当初は「比企谷君」と呼んでいたが、後に彼から不意に一度だけ名前で呼ばれたことをきっかけに、以降は「八幡」と呼び捨てで呼んでいる。 性別は男だが、小柄な上に腕も腰も脚も細く肌も抜けるように白く、外見も立ち居振る舞いも儚げな可愛い美少女にしか見えないためにクラスの一部の女子生徒からは「王子」と呼ばれて人気があるが、男子の友達は少ない。性格は素直で、優しく控えめであり、作中では最もまともな部類に入っている。本人は可愛いと言われることを好まず男らしい振る舞いに憧れているが、嗜好は乙女趣味で、結衣が驚嘆するほどに可愛らしいアイテムを選ぶセンスに優れている。また校内では基本的にジャージを着用している。 八幡とは1年の時からの同じクラスだったが、2年の時、選択授業で交わした初めての会話をきっかけで彼に懐いて行動を共にするようになり、八幡の初めての友達となる。また、結衣とは以前から仲が良く、テニス部を強くしたいという相談がきっかけで奉仕部を紹介されている。 川崎沙希(かわさき さき) 声 - 小清水亜美 総武高校2年F組に所属している女子生徒。家族想いな性格ではあるが無愛想で口が悪く、人を寄せつけない雰囲気があるために教室でも大抵は一人でいる。一方、修学旅行の際にはお化け屋敷で怖がるなどの年相応の女子らしい一面も見られる。また、裁縫を趣味にしているらしく、身の回りの服飾もリメイクしたり、自作したりしていて、文化祭や体育祭での衣装作りに貢献してからは姫菜と親しくなった描写がある。一方で、優美子とは折り合いが悪い。 二年生に進学した後は家族のためにバイトを始めて朝方まで家に帰らずに学校にも度々遅刻していたが、後に弟である大志の依頼を受けた奉仕部の面々と八幡の勧めで予備校のスカラシップを取ったことで状況は好転することとなる。以降は八幡を意識している様子が伺え、話しかけるようになるが名前ではなく「あんた」などと呼んでいる。八幡からも好印象を抱かれているが、時々「殴る」、「殺す」などの物騒な発言をしたり、本気で睨むことがあるために若干怖がられており、名前も「川なんとかさん」とうろ覚えにされている。また、妹と弟がいてブラコンであり、9巻ではシスコンの気も見せている。 材木座義輝(ざいもくざ よしてる) 声 - 檜山修之 総武高校2年C組に所属している男子生徒。眼鏡をかけて常にコートを羽織っており、一見は中年サラリーマンの風貌をしている。一人称は「我」であり、自らを足利義輝にちなんで「剣豪将軍」と称しているが、その性格や言動から友達ができず、同じく友達がおらずに体育でペアを組んだことのある八幡のことを相棒と呼んで何かと寄ってくる。また、普段の言動から周囲に「馬鹿」と思われがちであるが、八幡に対して理解力を示す面もあり、それゆえに八幡からは本気で拒絶されるような仕打ちまではされていない。 ライトノベル作家を目指しており、何とか小説を書き上げるもそれを見てくれる友達がいないために静から話を聞いて自身の小説を読んでもらうために奉仕部を訪れる。その後、雪乃から徹底的に酷評された上に結衣からも追い討ちをかけられ、さらには八幡に止めを刺されたが、それでもちゃんと評価を示してくれたことに感謝し、めげずに創作に一層勤しむようになる。 富岡美緒(とみおか みお) 三年生編から登場した八幡のクラスメイトで学級委員。三年生に進級してから八幡は知り合いが葉山と海老名しかいなかったが、何故か当初から八幡を「比企谷君」と呼ぶなどしている。
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