八幡丸・春日丸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/10 22:19 UTC 版)
「雲鷹 (空母)」および「大鷹 (空母)」も参照 第二船「八幡丸」は「新田丸」から4か月遅れて竣工。シアトル航路で一航海行ったあとサンフランシスコ航路に就航し、昭和16年6月には日本を訪問する汪兆銘南京国民政府主席が上海から乗船した。昭和16年6月15日から空母への改装工事に入り、11月21日付で日本海軍に徴傭され、11月25日に特設航空母艦として入籍。昭和17年5月31日に工事完了ののち、「新田丸」、「春日丸」同様に8月1日付で海軍省に買収され、8月31日付で「雲鷹」と命名され空母に編入された。 第三船「春日丸」は昭和15年9月19日に進水後、11月から空母への改装工事に入り、昭和16年1月の時点では「工程が相当進捗している」と判断された。昭和16年5月1日付で日本海軍に徴傭され、9月5日に工事が完了して特設航空母艦として入籍する。開戦後は訓練への協力や航空機輸送任務に任じた。「新田丸」、「八幡丸」同様に昭和17年8月1日付で海軍省に買収され、8月31日付で「大鷹」と命名され空母に編入された。野間によれば、商船として竣工していれば南米西岸航路に就航していたという。
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