航空機輸送任務とは? わかりやすく解説

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航空機輸送任務

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 01:01 UTC 版)

海鷹 (空母)」の記事における「航空機輸送任務」の解説

海鷹竣工する直前1943年昭和18年11月15日日本海軍海上交通保護および対潜掃蕩主任務とする海上護衛総司令部設置した12月15日付で大鷹空母3隻(大鷹雲鷹海鷹)は海上護衛総司令部部隊附属部隊)に編入された。12月20日付で空母神鷹(元ドイツ貨客船シャルンホルスト12月15日竣工)も海上護衛総司令部部隊編入された。だが海上護衛総司令部部隊大鷹空母4隻(大鷹雲鷹海鷹神鷹)を揃えたものの実際に活動する準備出来ておらず、3隻(海鷹神鷹雲鷹)は連合艦隊指揮下に入り航空機輸送任務に投入された。海鷹最初の任務は、第二十三航空戦隊の南西方面輸送任務である。 1944年昭和19年1月8日空母2隻(神鷹海鷹)、吹雪型駆逐艦3隻(電、響、薄雲)はシンガポールに向け内海西部出発したが、神鷹機関故障により大分県佐伯仮泊した。神鷹は呉に回航され、シンガポールには3隻(海鷹、電、響)のみが向かった1月12日佐伯出発後、16日マニラ到着した18日出発21日海鷹隊はシンガポール到着した同地艦上攻撃機天山21もしくは26機(第五五一海軍航空隊)を搭載する天山飛行甲板固縛された。五五一主計長門司親徳主計大尉は、ミッドウェー作戦時に呉鎮守府第五特別陸戦隊主計長としてあるぜんちな丸乗船しており、貨客船時代との違い驚いている。 1月31日海鷹隊はシンガポール出発した2月3日-4日タラカン2月7日-8日パラオ滞在2月11日トラック泊地到着した。ただちに天山陸揚げする2月13日海鷹トラック泊地出発する。だが本艦輸送した天山は、2月17日以降トラック島空襲破壊されてしまった。海鷹隊はサイパン経由し2月20日に呉へ戻った。同20日付で、海鷹連合艦隊作戦指揮下を離れる詳細は「雄作戦」を参照 当時軍令部連合艦隊マーシャル群島メジュロ環礁根拠地とするアメリカ海軍機動部隊対し奇襲攻撃計画していた(雄作戦)。日本海軍保有空母13全力投入する大規模作戦である。本作戦において、大鷹型は各艦零戦24機を搭載予定だった。だが3月下旬海軍乙事件連合艦隊司令長官古賀峯一大将遭難福留繁参謀長捕虜という事態により、立ち消えとなった

※この「航空機輸送任務」の解説は、「海鷹 (空母)」の解説の一部です。
「航空機輸送任務」を含む「海鷹 (空母)」の記事については、「海鷹 (空母)」の概要を参照ください。

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