航空機関銃への転用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 22:29 UTC 版)
三年式機関銃は、陸軍初の航空機用旋回機関銃の原型にもなった。 三年式機関銃を布弾帯給弾方式に改造した試製機関銃は、1918年(大正7年)3月にモ式六型偵察機に搭載され試験を行い、4月から部隊運用が開始された。 しかし撃ち終わった後の布弾帯が、風でばたついて絡まったりするなど不具合の原因になることや、発射速度が低いことなどの不満があった。 そこで後に、挿弾子(クリップ)給弾方式で、連装化によって発射速度を1400 発/分に高めた、八九式旋回機関銃が開発されることになった。
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