児童サービス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/13 00:42 UTC 版)
児童向けサービスとして、児童書の充実、乳幼児や保育園児向けの絵本・紙芝居の読み聞かせを行っている。具体的には外国語絵本の原書での購入、お楽しみ会、おはなし会、おはなしぼうけんたいなどの子供向け行事の開催が挙げられる。読み聞かせは館内のみならず、幼稚園・保育園・乳幼児学級などへ出張して開催する。 児童に対してサービスするだけでなく、児童サービスを提供する側に向けて、子どもの本の会・えほんの会を毎月開催し、読みきかせボランティアの会研修会を大人向けに実施するほか、近隣の高等学校で絵本講座を開講している。
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児童サービス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 05:03 UTC 版)
1959年(昭和34年)時点で児童室を設置するなど、中央図書館の児童サービスの歴史は長い。当時の児童室では岩波少年文庫などを所蔵していたが、日本の児童書刊行数そのものが少なく、絵本は特に少なかったという。読書会活動が盛んであった飯田市では、児童の読書熱も高く、小学校高学年が読むレベルの『ドリトル先生シリーズ』を中学年の児童が借りていくほどで、書架の本はほぼ貸し出され、ぼろぼろになった本だけが残っているという状態であった。 その後、児童書刊行数の増加と子供を持つ図書館員の増加による児童書の効用の認識の高まりにより、児童奉仕に力を入れることが運営方針に加えられた。1972年(昭和47年)7月には「飯伊子どもの本研究会」が設立され、椋鳩十・代田昇の講演を開いたり、実践例を披露しながら意見交換をしたりするなど活発に活動した。この研究会は当初、図書館員と教員による組織であったが、後に子供を持つ母親主体となって、2019年(平成31年/令和元年)現在も活動を続けている。 1981年(昭和56年)の改築に伴って、児童の貸出実績は改築前の2.5倍に跳ね上がったものの、1982年(昭和57年)を頂点に減少傾向が見られ、当時の図書館員は、少子化、ファミリーコンピュータの普及、塾通いの増加、新規入荷に占める複本の比率上昇、小中学校の読書教育の不振を理由に挙げた。児童担当職員はいるものの、基本的には全職員が児童奉仕に従事する体制で、読み聞かせやお楽しみ会なども全職員で担当した。 2018年(平成30年)現在、児童向けサービスとしてお楽しみ会などの各種行事、ブックスタート、幼稚園・保育所・小学校との連携事業(読み聞かせ、図書館の利用体験など)を行っている。地域館や分館でも児童サービスは行われており、取り組み内容によっては地域館の方が中央図書館よりも活発に行われている。
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