児童の風邪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 01:25 UTC 版)
アメリカ家庭医学会 (AAFP) ガイドラインでは、4歳以下の児童に対してはOTC風邪薬(総合感冒薬)を用いてはならないとしている(Should not be used, エビデンスレベルB) またAAFPは、児童の風邪に対し以下の介入は効果を示さない (Not Effective) としている。 児童の風邪に対して効果を示さない治療 (AAFP, 2012) 抗生物質 カルボシステイン デキストロメトルファン ジフェンヒドラミン エキナセアプルプレア 低用量の吸入コルチコステロイド 経口プレドニゾロン OTC抗ヒスタミン薬 OTC抗ヒスタミン薬(充血除去薬を含むもの) OTC鎮咳薬 OTC鎮咳薬、気管支拡張薬 2018年にBMJが掲載した調査によると、システマティック・レビューを検索した結果からは子供で効果を確認したものはなく、注意を要することが示された。6歳未満には推奨できない。
※この「児童の風邪」の解説は、「風邪」の解説の一部です。
「児童の風邪」を含む「風邪」の記事については、「風邪」の概要を参照ください。
- 児童の風邪のページへのリンク