作中に登場するゲーム
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何かにつけてカードゲームに注目が行きがちな『遊☆戯☆王』だが、作中にはその他にもオリジナルゲームが数多く登場する。 マジック&ウィザーズ(デュエルモンスターズ) 初登場は第2巻。プレイヤーは魔法使いという設定で手持ちのカードを用いて相手のライフポイントを奪い合うトレーディングカードゲーム。アニメでは「デュエルモンスターズ」という名称に変更されている。 詳しくは「#マジック&ウィザーズ」、「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム」を参照。 カプセル・モンスター・チェス 初登場3巻。通称カプモン。チェスに似たゲーム。コマにカバーが付いていて、対戦するまで中のモンスターが解らないというもの。のちにPlayStation、ゲームボーイカラー、PlayStation 2でコンピュータゲーム版も発売された。 バンダイからは1999年にガシャポンにて同名の商品が発売されているが、原作と異なり収録されているコマは「マジック&ウィザーズ」のモンスターからの流用であった。 米国オリジナルアニメシリーズ『遊戯王ALEX』ではこのカプモンをモチーフにしたゲームが登場し、マテル社からコマも発売された。 デジタル・ペット君 第3巻で登場。たまごっちのようなキーホルダーゲームで、液晶内のペットを育成できるほか、ゲーム機同士を連結させてデータを交換することが可能。 Virtual VS 第4巻で登場。ゲームセンターに設置されている対戦型格闘ゲーム。遊戯はこのゲームでは「ブルース・龍」というキャラクターを愛用している。 シューティング・スターダスト 第4巻で登場。海馬ランドの「DEATH T-1」に使用されたアトラクション。プレイヤーはサイバーベストを着込み、光線銃によってベストの照準にヒットさせて勝敗を競うQ-ZAR風ゲーム。 モンスターファイター 第6巻で登場。取っ手の付いたモンスターの人形を、対戦相手の人形と連結して戦うゲーム。 龍札(ドラゴン・カード) 第6巻で登場。中国古来から伝わる5属性の龍が描かれた「龍札」を出し合うカードゲーム。アニメ版では「ドラゴン・ブロック」と呼ばれる類似ゲームに変更されている。 モンスターワールド 初登場は第6巻。盤上の駒を用いて冒険を行うテーブルトークRPG(TRPG)。闇の支配者(ダークマスター)側1名と冒険者側数名にプレイヤーを分け、冒険者側が闇の支配者を倒すことを目的にフィールド上の駒を進めていく。舞台となる山・村・城などの盤をつなぎ合わせ、フィールドを拡張できるのが特徴。 DDD(ドラゴン・ダイス&ダンジョンズ) 初登場は第16巻。中にモンスターが収められた、開閉して展開する特殊なサイコロを使用して進める、ボードゲームとTRPGの掛け合わせのようなゲーム。アニメ版では「ダンジョンダイスモンスターズ」(DDM)という名称に変更されている。実在する「ドラゴンダイス」と呼ばれるドラゴン柄のサイコロやTRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」(D&D)を意識して作られたもの。 コナミから『遊☆戯☆王ダンジョンダイスモンスターズ』として、劇中に登場したものにアレンジを加えて商品化したもの(ゲームボードとコマ、ダイスのセットキット)が発売されたほか、後にゲームボーイアドバンスでコンピュータゲーム版も発売された。製品版のモンスターは、ほとんどがカードゲームのモンスターの流用である。逆にこのDDDに登場する「速攻の黒い忍者」がOCG化され、「ゴッドオーガス」もアニメ版でカードとして登場、後にOCG化している。
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