他の艦艇・支援輸送機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:14 UTC 版)
「シドニアの騎士」の記事における「他の艦艇・支援輸送機」の解説
隼風(はやかぜ) 一八式衛人のために開発された自律支援機。 「高速自律支援装甲」とも呼ばれる。細長い四角錐型をしており、4機の衛人をその装甲内で連結できる。中心となる芯の先端には人工カビを装備し、十分な速度が出ていればガウナの2、3体は貫通できる他、加速後に芯を分離してガウナにぶつけることも可能。4枚の装甲は分離後も各衛人に残り、大気圏突入用の筏となるほか、滑空用の翼を展開できる。アニメでは装甲の一部がアームで伸び、他の隼風と掌位のように連結しており、そのまま航行することも可能であった(5機の隼風が1組を作り、それがさらに5組集まっており、100機の一八式を内蔵する)。 輸送船 惑星「セブン」に向かう際に利用したヘイグス機関未搭載の旧型輸送船。衛人を2機搭載し、重質量砲や誘導飛翔体など若干の武装も施されている。ヘイグス機関が使えないことによるエネルギー不足から、大シュガフ船の近くをスイングバイしたが、この時に大シュガフ船を詳細に観測し、予測より高密度であり本体数が当初予測の5倍から10倍になる可能性が判明した。 水城(みずき) 正式名称「鶴音(たづがね)型 戦術防巡艦 水城」。衛人の量産と平行し、大シュガフ船との決戦を想定して建造された新造艦。艦長は設計にも関わった纈が務める。全長は723mで、24機の衛人と1000名の乗員を擁し、補給なしでシドニアから離れて、長期間航行することができる。武装も充実しており、120センチ重質量砲2基、46センチ重質量砲4基、高出力ヘイグス粒子砲1基、20ミリ機関砲12基と新兵器「対ガウナ誘導飛翔体(同時16目標対応)」を装備している。また、通常推進だけでなく、消えたように見えるほどの加速を起こす特殊加速が可能となっている。通常時は纈と操舵士のテルルを含む6名のブリッジクルーで操船を行うが、戦闘時には纈が一括して航行と火器を管制して戦うこともできる。 カタログスペックではオカリナ級のシュガフ船を5隻同時に相手にしても勝てるとされているが、実際は初戦だったことやガウナの想定外の行動があったとはいえ、1隻相手に船体の損害と衛人の損失を出している。また、大シュガフ船を相手にするには1000隻が必要と推定されている。 大シュガフ船総攻撃作戦において、水城を含めた第1艦隊・第2艦隊・観測艦隊の計27隻が作戦に参加している。船体を他の船体と連結して掌位の様に航行することが可能なようである。 月航(つきかず) 二零式と一緒に開発された新型単輸送機。 新型ヘイグス機関と異なる重力子放射線射出装置の理論を応用した新型推進システムを採用しており、惑星間を数時間で航行できる。輸送機ながらかなり頑丈で、その速度と合わせて行われる衝角攻撃は、一撃でシドニアより巨大な小シュガフ船を破壊できる威力を持つ。継衛改二でも使用可能。
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