ロッテ・西武時代とは? わかりやすく解説

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ロッテ・西武時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 07:29 UTC 版)

野村克也」の記事における「ロッテ・西武時代」の解説

南海退団直後1977年11月17日金田正一監督率いロッテ獲得意思示し選手として移籍懇意にしていた草柳大蔵からの「生涯一書生」という禅の言葉教わり新たに生涯捕手」を標榜した。この言葉流行語となり、今でも野村代名詞一つとなっている。金田野村戦力としては期待しておらず、野村豊富な知識経験長年わたって蓄積したデータ丸ごと手に入れることが獲得目的だったと言われる。また金田同時に江夏獲得臨み実際に野村を介して江夏ロッテ移籍打診するも、江夏金田の下でプレーすることを拒み破談野村代替案として柏原獲得進言するも、金田拒否し結局野村単独での移籍となった経緯がある(但し前述通り高畠打撃コーチとして野村と共にロッテ移籍)。当時ロッテ投手だった村田兆治は「足の遅い私にとっては鈍足野村さんは憧れ選手」、また村田によると「野村さんは川勝オーナー金田監督頼んでロッテ移籍してきた」と述べている。ロッテの一選手として親子ほど歳の違う選手一緒に練習をしていると、何とも言えない虚しさ感じたという。ところが金田から「若手らにいろいろ教えてやってくれ」と言われアドバイスするコーチ陣から煙たがられ金田から「コーチやりにくいと言っている。悪いが、教えるのはやめてくれ。」と言われた。同年オフロッテオーナー重光武雄から「監督をやってくれませんか」、「ロッテ君に再生してもらうしかないんだ。本当野球教えてくれ」と言われ監督就任要請されるが、金田誤解する察し固辞し同時に自由契約となる。ロッテ野村への監督要請打ち切った翌日山内一弘監督就任発表している。 1978年12月1日根本陸夫監督率い西武移籍全体練習スケジュールから1人だけ外れバット握ることなければブルペンに座ることもなかった。プロ6年目外野手で、キャンプ同室であった春日昭之介が、そのノート目撃している。そこには実験レポートのように箇条書き何らかの数字ズラッと列挙されていた。その数字は、ほかの選手より3分の1ほど少なキャッチボール数、ランニング量、受けたノックの数、さらには誰もいないサーキット場黙々と励んだウエートトレーニング回数であった1979年には、アンダースローからストライクゾーン高め速球投げ込んで勝負していた松沼博久に「ボールイメージ投げろ振ってくれるから」とアドバイス実際に打者バットは空を切り、それによって低目へのシンカー効果発揮するようになったという。1980年控えに回ることが多くほとんど目立った活躍はなかったが、オールスターゲームには全パ・西本幸雄監督推薦により出場1950年代、1960年代1970年代、1980年代4つ年代での出場史上唯一の記録である。また、選手として22回のオールスター選出歴代最多このうち1957年から1977年まで21年連続ファン投票選出されており、ファン投票選出回数連続選出回数ともに王貞治と並ぶ歴代最多記録となっている。同年8月1日前人未到の3,000試合出場達成同年11月15日引退を表明実働26年45歳だった。最後本塁打7月29日の対阪急戦で放ったもので、このとき45歳1か月岩本義行の持つ最年長本塁打記録45歳5か月)に4か月及ばなかった。出場試合数は3017試合まで伸ばし、この記録2015年谷繁元信抜かれるまで35年間、歴代1位だった。

※この「ロッテ・西武時代」の解説は、「野村克也」の解説の一部です。
「ロッテ・西武時代」を含む「野村克也」の記事については、「野村克也」の概要を参照ください。

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