ロッテ指名拒否とは? わかりやすく解説

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ロッテ指名拒否

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 03:59 UTC 版)

小池秀郎」の記事における「ロッテ指名拒否」の解説

1990年ドラフトロッテ指名された際には、学内設けられ会場集まっていた一般学生から落胆の声が上がり本人もこの結果受けて落胆した表情で「ショックです」と発言。その模様テレビスポーツニュースなどでそのまま放送された。小池自身ヤクルト希望していたため、同年ドラフトヤクルト3位指名され高津臣吾が「小池のことを考えると素直に喜べない」、同じくヤクルト外れ1位指名された同じ東都大学リーグ投げた岡林洋一専大)が「僕は別にどの球団でも良かったので(小池希望していたヤクルト決まってしまって小池に悪いな、と…」というコメント残している。また小池は「同じ野球部で、高津君がヤクルト指名3位されましたが、今は僕の分も亜細亜大学の名前をけがさぬよう頑張ってもらいたい思います」とコメントしている。顔面蒼白となった小池は「今は何も言えません…。頭が真っ白です。ロッテの方と会うことはありません」と言葉絞り出しその後キャンパス内の広報室閉じこもり報道陣の隙を付いてこの場から出た後、川崎自宅ではなく外部情報遮断できる野球部の寮内に2日雲隠れした対すロッテ側は、「契約金1億5000万円を出す。生涯保障もする」(ロッテ松井静郎球団社長)と好条件示していたが、結局拒否となった。なお、小池のロッテ指名拒否以降亜細亜大学からロッテドラフト指名された選手長い間現れず、2016年ドラフト会議において同大学の宗接唯人捕手が、小池入団拒否して以来実に26年ぶりにロッテから指名受けたまた、2012年3月8月ロッテ亜細亜大学とのオープン戦が行われている。 ロッテ拒否した理由については後のインタビューで「ドラフト前西武ヤクルト巨人以外ならプロ拒否表明していて、それに理解示したロッテドラフト直前にうちは指名しませんと伝えてきたにも関わらず、いざ当日になってみると強行指名したからで、ロッテだけはどうしても嫌だった」と語っている。また後年には、プロ入りに傾いた時期もあったが、当時新聞に「小池は金を積めば落ちる」という関係者のコメント掲載されたことによって「金で動いた思われるということプライドが許さなかったと報道されている。 また当時亜細亜大学矢野祐弘総監督はドラフト前に「ロッテは最も入れたくない球団」と発言していた(担当スカウト教え子芦岡俊明で、当時ロッテには小池より5学年上の右打ちスラッガー古川慎一在籍していたが、伸び悩んでいた)。指名後も「12球団中でも一番避けたい思っていた球団本人も相当なショック受けている」と発言した小池の「ロッテにだけは行きたくない」発言聞いた愛甲猛は「あんな風に公に批判をするもんじゃない。もし、僕が彼の先輩だったらぶん殴ってやりますよ」と憤った愛甲自身ロッテ選択権確定決まった際には渋い表情見せていた)。なお、小池愛甲2000年中日1年間だけ同僚となった千葉マリンスタジアム登板ブーイング起きることもあった(近鉄入団当初は、登板時に球場ロッテファンによる過激な横断幕掲げられていたこともある)。小池ロッテ戦通算戦績は8勝7敗。 なお前述のとおりロッテ小池指名監督金田正一独断専行よるものであったが、当時はこのことは全く明るみにされなかった。 社会人進んでからは大学時よりも評価を落とす(高津プロ入り後の小池に関して大学のときはもっと凄い投手だったと評している)。小池は「ドラフト後のごたごたで、いつでも、どこに行ってマスコミつきまとって数ヶ月間にわたり全く練習ができなくなってしまった」と主張した近鉄入団時には松下では誰にも世話にならなかった」と発言したとされる

※この「ロッテ指名拒否」の解説は、「小池秀郎」の解説の一部です。
「ロッテ指名拒否」を含む「小池秀郎」の記事については、「小池秀郎」の概要を参照ください。

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