ロッテ・韓国ロッテリア運営期(2007年 - 2019年)
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「バーガーキング (日本)」の記事における「ロッテ・韓国ロッテリア運営期(2007年 - 2019年)」の解説
2006年11月29日、「ロッテリア」を運営するロッテと、ロッテリア再建に携わる企業支援会社リヴァンプ(REVAMP)が共同出資し、新会社「株式会社バーガーキング・ジャパン」を資本金1億円で設立した。米バーガーキング社(BKC)と2006年12月15日にフランチャイズ契約を締結した。本社はリヴァンプ本社と同じ東京都渋谷区笹塚サウスビルに置き、初代代表取締役社長には日本マクドナルドやゼンショー時代の日本ウェンディーズでハンバーガー事業に携わった経歴を持つ笠真一が就任した。 日本再上陸第1号店として2007年6月8日、東京都新宿区西新宿6丁目の「新宿アイランドタワー」内に「新宿アイランドイッツ店」として開店した(2011年8月31日閉店)。初日開店前には約700人が行列するなど賑わいをみせ、メディアでも報じられた。また、同店のオープンを記念し、日本限定の新メニューとしてテリヤキワッパーが発売された。 出店目標を2010年3月までに日本国内で50店舗と発表。JT時代と異なり店内は全面禁煙だが完全分煙の喫煙室を設置する店舗もある。 当初の出店地域は首都圏1都3県のみだったが、2011年7月以降は「なんばセンター街店」(大阪)をはじめとする関西にも店舗を設けており、新規出店の店舗に加え、渋谷センター街店のようにロッテリアの跡地に出店する場合もあれば、池袋店・新宿西口店など近隣複数のロッテリア店舗を転換して出店する場合もある。 2010年8月21日、ロッテリア(韓国法人)が、ロッテらから負債約14億円引き継ぎを条件に、バーガーキング・ジャパンを1,400ウォン(100円)で買収した。この買収が発表された9月2日には、アメリカのバーガーキングも投資会社3Gキャピタルによって約32億6000万ドルで買収されることで合意したことを発表している。 2017年にアフィニティ・エクイティ・パートナーズが新たにフランチャイズ契約を締結した後も、ロッテリア(韓国法人)が運営する店舗は平行して営業を続けていたが、2019年5月に全22店舗を閉店。同年9月、ロッテリア(韓国法人)は、毎年100億ウォン台の赤字を計上していたことを理由に、バーガーキングを運営するバーガーキング・ジャパンホールディングスの全株式をアフィニティ・エクイティ・パートナーズに100億ウォンで売却した。
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