リアス (列車)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/22 06:54 UTC 版)
リアス | |
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![]() 盛岡駅に停車中の快速「リアス」 (2019年5月) | |
概要 | |
国 |
![]() |
種類 | 快速列車 |
現況 | 運行中 |
地域 | 岩手県 |
前身 | 快速「そとやま」 |
運行開始 | 1985年3月14日 |
運営者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
旧運営者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
路線 | |
起点 | 盛岡駅 |
終点 | 宮古駅 |
使用路線 | 山田線 |
車内サービス | |
クラス | 普通車 |
座席 | 全車自由席 |
技術 | |
車両 |
キハ110系気動車 (盛岡車両センター) |
軌間 | 1,067 mm |
電化 | 非電化 |
リアスは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が盛岡駅 - 宮古駅間を山田線経由で運行する快速列車である。
ここでは同区間で運行される臨時快速列車の「さんりくトレイン宮古」および「ふるさと宮古」、ならびに山田線の速達列車の沿革についても記載する。
概要

かつて山田線の盛岡駅 - 釜石駅間で運行されていた複数の急行列車を統合したもので、当初は特別快速を名乗っていた。
2000年代以降は観光需要も重視されるようになり、使用車両のキハ110系にテーブル付きの座席が用意された[1]ほか、同じ区間に観光列車も設定されている。
運行概況
上り宮古発盛岡行き列車が1日1本、下り盛岡発宮古行き列車が1日2本設定されている。上りは朝時間帯、下りは昼時間帯の運行となる。
停車駅
盛岡駅 - 上盛岡駅 - 山岸駅 - 上米内駅 - 陸中川井駅 - 茂市駅 - 千徳駅 - 宮古駅
使用車両
キハ110系気動車が2両または1両で運行される[1]。指定席の設定はなく、全車自由席である。
2007年10月20日まではキハ58系気動車・キハ52形気動車が使用されていた。
さんりくトレイン宮古・ふるさと宮古

さんりくトレイン宮古およびふるさと宮古は、盛岡駅 - 宮古駅間に設定される臨時快速列車である。いずれものってたのしい列車の公式ページに記載されている[2]。
運行概況
「さんりくトレイン宮古」がほぼ通年の土休日に設定されており、この内のお盆・年末年始シーズンの数日間が同じダイヤで「ふるさと宮古」の列車名となる。また、毎年冬頃に開催される宮古真鱈まつりに合わせた臨時列車も運転される。
どちらも1日1往復の運転で、盛岡発9時台・宮古発14時台の設定となっている。
停車駅
盛岡駅 - 上米内駅 - 陸中川井駅 - 茂市駅 - 宮古駅
使用車両・編成
HB-E300系気動車「リゾートあすなろ」が使用される。全車指定席。

かつてはキハ58系気動車改造のジョイフルトレイン「Kenji」が使用されていたが、引退・廃車に伴ってリゾートあすなろ編成に置き換えられた。
山田線速達列車沿革
※優等列車の停車駅は「はまゆり (列車)」を参照。また「五葉」「そとやま」については「循環列車」も参照。
- 1965年(昭和40年)
- 1966年(昭和41年)
- 1982年(昭和57年)11月15日:「リアス」・「五葉」廃止。「そとやま」快速列車に格下げ。
- 1985年(昭和60年)3月14日:盛岡駅 - 宮古駅間の特別快速として「リアス」の名称が復活。「そとやま」もこの時点では停車駅の多い快速として存続していたが、しばらく後に廃止された。
- 1998年(平成10年)3月14日:ダイヤ改正に伴い、山岸駅に停車するようになる[3]。
- 2004年(平成16年)
- 2005年(平成17年)7月:盛岡駅 - 宮古駅間で臨時快速「キハ58海の日」運転。
- 2011年(平成23年)3月11日:「リアス」東日本大震災により運休。のちに1往復半復活。
- 2019年(平成31年)3月16日:ダイヤ改正により、区界駅が全便通過になる。
- 2020年(令和2年)3月14日:ダイヤ改正に伴い、千徳駅に停車するようになる[4]。
脚注
- ^ a b 山田線キハ110系(100番台)へのテーブル取り付け 東日本旅客鉄道 2015年9月29日(2021年10月26日閲覧)
- ^ 冬の増発列車のお知らせ 東日本旅客鉄道盛岡支社 2021年10月15日(2021年10月26日閲覧)
- ^ “盛岡・山岸駅に快速3本停車 来年3月からJR”. 岩手日報 (岩手日報社): p.17 (1997年12月20日 朝刊)
- ^ 『2020年3月ダイヤ改正』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道盛岡支社、2019年12月13日。オリジナルの2019年12月14日時点におけるアーカイブ 。2019年12月14日閲覧。
関連項目
「リアス (列車)」の例文・使い方・用例・文例
- シリアスな話題
- 彼のシリアスな芝居も見てみたいです。
- 彼はシリアスな演技も上手です。
- こんなシリアスな芝居を見るのは初めてで貴重な経験ができました。
- 「潮時というものがある」という表現は実はシェイクスピアの「ジュリアス・シーザー」にある表現である。
- 「There is a tide」とはどういう意味ですか。(シェークスピアのジュリアス・シーザー)
- シリアスな芝居.
- ジュリアスシーザーは紀元前 50 年にガリアを征服した.
- 喜劇性が支配的な喜劇とシリアスの混合
- 彼は、今年、ストラトフォードで『ジュリアス・シーザー』のためにオーディションを受けている
- ジュリアス・シーザーの、に関する、あるいは、の様式で
- イーリアスの神話上のギリシアの英雄
- 古代ギリシアの文法学者で、『イーリアス』と『オデュッセイア』の注釈で知られる(紀元前217年−145年頃)
- 「イーリアス」と「オデュッセイア」の著者とされるギリシアの叙事詩人(紀元前850頃)
- ドイツ人の古典学者で、イーリアスとオデュッセイアが数人の作者によって製作されたと主張した(1759年−1824年)
- 紀元前46年にジューリアス・シーザーがローマに導入し、アウグストゥスが若干変更した、1年が365日で12か月から成り、4年に1回は366日の年があり、2月以外は1か月が31日または30日である太陽暦
- リアス式海岸という地形
- ジュリアス・シーザーが定めた旧太陽暦
- 喜劇からスリラー物,シリアスな劇まで,業績の幅が彼の多才さを示した。
- アレックスの最初の任務は億万長者のダリアス・セイル(ミッキー・ローク)を調べるために秘密捜査を行うことだ。
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